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勝負。【rtrt】 ページ5

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「ゲーム、ねぇ」


「そう。勝ったら言う事を聞く、ってヤツでどうや!!」



 そう言うレトくんは、笑顔を浮かべている。


 勝ったら言う事を聞く、そんなありがちなルールのこのゲーム。


 けれど、それがまた面白そうな要素だ。やる、と言ったらレトくんは大喜びした。



「んじゃ、早速やろか。Aちゃん、油断したあかんで!」



 レトくんは自信満々にそう言ってきた。そのはず、なのに。




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 ゲーム画面を見れば、信じられない光景が目の前に広がる。


 結果が映し出された瞬間、レトくんが物凄く嫌そうな顔をした。



「な、なぁ、Aちゃん。はじめっからゲームなんて、なかったやんな?」



 挙げ句の果てに、そんな事を言い出した。


 そんな彼をみて、私はニヤッと笑い「さぁて、私の言う事を聞いてもらいますか」と言う。


 レトくんは、何を言われるのかと震えている。静かになったその時、



 ぎゅ、と、レトくんを抱きしめた。そして、唇を重ねる。突然の事で、レトくんは驚いた表情をしている。


 唇を話す。それから私はゆっくりと深呼吸をして、それから笑みを浮かべた。



「私一一、ずっと前から、レトくんの事……好きだったの」



“この告白に断るなら、私を突き放して?”



 自分でも、意地悪だと思う。レトくんは優しいから、そんな事しないのに。


 きっと、この後「ごめん」と謝ってくるだろう。そう思ったら、宙に浮いていたレトくんの手が、私の腰に回ってきた。



「……え?」


「俺も、好きやで。Aちゃん、」

勝負。【ky】→←私じゃない。【rtrt】



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/ 琴乃. Kotono(プロフ) - ねむりかわねごと@じょしさん» コメントありがとうございます!そうですね、神曲ですよねっ! まだまだにわかなんですけれど、もっと実況とかいっぱいみたいなって思います! 応援ありがとうございます!! (2018年1月9日 15時) (レス) id: 06a9187ae1 (このIDを非表示/違反報告)
ねむりかわねごと@じょし(プロフ) - 短編で読みやすく、とても面白いです!全身デイズ、良いですよね!これからも応援してます。 (2018年1月9日 13時) (レス) id: 745cc256e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琴乃 | 作成日時:2018年1月9日 11時

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