FILE0:親友よ。 ページ2
これは、私の高校時代。
私たちはお昼ご飯に推しを語り合っていた。
「やっぱりイゾウ様最高……!!!
ペケセベの神絵師がやばい……!!!」
『それな!!赤井様の色気が際立つ描き方どーしてできるん!?って感じするマジで』
彼女は結城。偶然名前が一緒だから名字でよびあってた。
彼女はONE PIECEが大好きで、オタクという面で通じあっている。
「…………!!!」 『…………?!!』
「『あははははは……!!!』」
そんなこんな言いながらお昼が過ぎていく。
________________________
帰りの会が終わり、話題はあの話。
「ねぇ、占ツクの最新話見た!?」
『見た!!……もう、最高……!!』
そう、占ツクである。
元々中学生の時から知ってたんだけど、
最近また見るようになって、話したところ、
彼女も知っているようだった。
今では、あの人の作品がーとか、この作品のあの人がーとか、妄想が膨らむ日々である。
「ねー、突然なんだけどさ、」
「トリップしちゃってさ、なんかバレそうだったら何て言う?」
『んー……
前世の記憶持ちで、この世界にそっくりな物語があった。
……っていうかな。』
「いいね!!それもらい!!」
『私も使おうかな(笑)』
______
「じゃあ、今日はこっちだから」
『おっけ!じゃねー』
「また明日ー」
そんな感じで1日を終えていく。
________________________
『ただいまぁ……』
おかえり、などという返事は返ってこない。
そう、我こそはぁ!!!
サンシャイーン。ほーぼ!!バコーン!!
一人暮らし。
いぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええい!!!!!
ジャスティス!!!←
謂っとくけど
鞄を投げ捨て、スマホを開く。
もちろん、"占ツク"。
結城と居ないときは大体占ツクが相棒だ。
一人っ子で、両親も出張ばかりで帰ってくることは少ない。
そんな退屈な時に見つけた相棒。
最新話と新作を読み漁り、最低の生活は終え、寝る。
それがルーティーンだ。
そんな感じで1日がまた過ぎていく。
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猫背 - お疲れ様です。今日初めて読ませていただいたのですが..神作品を見つけてしまった..初めて読みましたがめっちゃ面白かったです。更新頑張ってください! (5月17日 22時) (レス) @page43 id: 2c7947eccb (このIDを非表示/違反報告)
yuki - 更新宜しくお願いします (2021年9月20日 17時) (レス) id: 17169564a0 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - 更新待ってます( ´^`° ) (2021年6月13日 21時) (レス) id: a32ddc8099 (このIDを非表示/違反報告)
優莉 - とても面白いです!更新楽しみにしてます! (2021年3月14日 18時) (レス) id: 37ff042324 (このIDを非表示/違反報告)
ナミ - 赤井秀一さん登場して欲しいです。工藤さんとは初めて会って続きが気になります。頑張って下さい。 (2020年9月22日 20時) (レス) id: 134760d3d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Scoop_ | 作成日時:2020年3月30日 15時