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静かな暗闇の世界
月明かりに照らされながら私は夜の散歩をしている
行く当てもなくただ心行くまで歩くというのは何も考えずにボーっと出来る
肩に鳥くんを乗せて歩いているとオンボロ寮の前で呆然と立っている小エビくんがいた
「こんな所で何をしているんですか〜？」
「ッ！？」
・・・
ツノ太郎が姿を消して、僕はボーっと突っ立っていた
月が大きい…僕のところは最も小さかった
なんで僕は
まぁ、今の生活は戸惑うこともいっぱいあるけど、毎日が新鮮で楽しい
…僕はいつ帰られるんだろうか
「こんな所で何してるんですか〜？」
「ッ！？」
聞き心地のいい声が響いた
驚いて振り返ると綺麗な紅い宝石のような瞳と目が合う
「レ、A先輩！？」
「んっふふ〜驚きました？」
茶目っ気に、あの美形にしか…いや、2次元にしか許されない『テヘペロ＆ウインク』をするA先輩
でも様になっていて、正直に言うと可愛かった
A先輩はこの学校唯一の女子生徒だ
稀にみる天才で、いつもみんなの一歩先を行ってるらしい
あと、モテる。セコムもいるし…
紅い宝石のような大きな瞳
サラサラフワフワしてる白銀髪
白磁の肌に女性らしい体つき
見た目は儚いお淑やかな美少女だ
普段はいつもニコニコ笑っていて、突然現れたり浮いたりする、掴めない性格
目を離したら何処かにふらっと消えてしまいそうな彼女はいつも周りを振り回している
A先輩はディアソムニアだけど、オクタヴィネル要素も持ち合わせていると僕は思う
特にあのそっくり兄弟とは血縁関係と言われても納得出来てしまうくらい
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ゆき桜(プロフ) - 面白いです！これからも頑張ってください！ (2020年8月10日 12時) (
レス) id: 9417010afe (このIDを非表示/違反報告)
てゃん - 続きが気になります！更新頑張ってください^^ (2020年8月10日 3時) (レス) id: 040106809d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仁兎 | 作成日時：2020年8月8日 15時
