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「なんだ！？今の光は？」
「……ん？
あっ！デュース、お前、頭のイソギンチャクが消えてんぞ！」
「ハッ、本当だ！」
「俺様のも、エースのも消えてるんだゾ！
やった！ユウたちがやってくれたんだ！」
追いかけっこをしている時、イソギンチャクたちから強い光が放たれた
すると頭の上にあるはずのイソギンチャクが無くなっていたのだ
「……なんですって？」
「どーゆーことだよ、それ」
「…………」
イソギンチャクが消えた…
＿ユウたちがやってくれたんだ＿
やっぱり、本当にしてくれるとはねぇ…小エビくん
「俺様たち、作戦に協力してもらうためにレオナ達と取引したんだゾ！」
「はあ？いつもトドみたいにダラダラ寝てばっかのアイツが、おまえらに協力するわけないじゃん」
「レオナ先輩を…いえ、サバナクローを陣営に引き込むなんて流石猛獣使いさんですね〜」
「彼は同じ寮長であるアズールと揉めることは避けたかったはず
一体どんな手をどんな手を使ったんです？」
レオナ先輩を味方につけるとは思っていなかった
あの人は基本ダラダラしてる『ニート』のような生活を送っている
それに、巻き込まれるのが嫌だったはず…
「ユウがな、オンボロ寮を取り戻すのに協力してくれるなら、明日部屋からは大人しく出て行く。でも、協力してくれないなら、毎日部屋の前で朝まで大騒ぎしてやるって言ったんだ」
「うわ、それ普通に迷惑じゃん。アイツ、そんなこと考えたのかよ、こっわ」
「んで、どんだけうるさくなるか２人で実演してみたんだゾ。
おかげさまで明け方まで大声で騒ぐことになっちまって、今日は寝不足なんだゾ」
「うわぁ…」と、つい哀れみの表情を浮かべてしまった
お疲れ様です、レオナ先輩
「だから今朝グリムは喉がガラガラだったのか……」
「それ、取引っていうか脅しじゃね？」
「卑怯には卑怯を、悪党には悪党を、ってことだな」
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ゆき桜(プロフ) - 面白いです！これからも頑張ってください！ (2020年8月10日 12時) (
レス) id: 9417010afe (このIDを非表示/違反報告)
てゃん - 続きが気になります！更新頑張ってください^^ (2020年8月10日 3時) (レス) id: 040106809d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仁兎 | 作成日時：2020年8月8日 15時
