ディアソムニアの人魚様【ツイステッドワンダーランド】

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今は飛行術でC組と合同である



「もうすぐマジフトですね〜！リドル!!!」


「え？あ、あぁ。そうだね」


「今年も負けませんからね！」




握り拳をつくり気合いを入れる


もうすぐ待ちに待ったマジフト大会がある



でもディアソムニア(こちら)にはマレウス先輩が…



『月が綺麗だな』




「ｯ!う、うぅ…」


「…何かあったのかい、A」


「な、なんでもないです〜」




駄目です


気にしないように何かに熱中して紛らわそうと思ったら逆効果です〜！


こ、これはなんとかしなければ…!




「ねぇベタちゃん〜〜！！構ってぇ〜〜！」


「フロイド〜久し振りです〜！！」




ｷﾞｭｳｳｳｳｳｳ


余程寂しかったのか、何時もは優しいのに今は大分締め付けられている


別の人なら喧嘩売られていると解釈するが、フロイドは別だ


これが彼の愛情表現だと知っているので頬に擦り寄ってくるフロイドに私も擦り寄る




「すみませんA。フロイドは最近会えないことを嘆いていまして」


「全く君達は…距離感が狂っている」




その言葉に私達は顔を見合わせ見られないようにニヤリと笑う




「やだな〜金魚ちゃんったら〜」


「僕は金魚じゃｯ!」


「海ではこれ位普通ですよ〜リドル！」


「ふっふふ」


「陸と海だと常識がちがうのは当たり前じゃないですか〜」


「た、確かに…」





三人でお互いを抱き締め合う


リドルを見ると目を瞬かせている



ふふ…これは押し切ればいけますね(悪い顔)





後日のリドルとアズールの会話…



「君達では異性同士何の気兼ねもなく抱き合ったりするのかい？」


「ｯ!?そ、そんなわけ無いでしょう!」ｱﾜｱﾜ



「え!?そ、そうだったのか…
(A達、僕を騙したな!まったく…)」


「(原因はフロイド達ですね！まったく…ぼくもそう思われたら如何するんですか！)」

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