Sixth ページ6
いつも通りご飯を一緒に食べていると
「明日会社でパーティーがあるんだけど、Aも一緒に行こう」と誘われた。
『え!私も行って大丈夫なんですか?』
「うん、衣装とか全部用意するからその辺は心配しないで」
『分かりました。失礼のないようにしなきゃ、、』
「ふふ、そんな緊張しないで大丈夫だよ。俺もいるし」
ミンギュさんの仕事姿を見るのは初めて会った日以来だ。明日のために今日は早く寝よう。ベッドは彼と同じベッドだった。大きなキングサイズのベット。でも別に手を出してくることなんて1度もなかった。ただ隣に寝てるだけ。朝起きると基本的にミンギュさんはもう仕事に出ていた。
休みの日も彼は朝早くからジムに行ったりと、実は寝起きを見たことがない。ミンギュさんには隙がなかった。というよりも見せてくれないの方が正しいのかもしれない。それがどうしようもなく寂しかった。
翌朝起きると相変わらずミンギュさんはもういなかった。その代わりにメッセージが来ていて"俺はそのまま会場に行くからグレイに送って貰って、衣装はもう出しておいたよ"と来ていた。
今日のドレスは深いベルベット色のドレスだった。少しでも大人っぽく見られたくて、いつもよりメイクを丁寧にして自分でできる限りの大人っぽいメイクをした。会場につくと大きなシャンデリアと豪華な会場で場違いな気がしてしょうがなかった。
305人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あ | 作成日時:2023年5月1日 17時