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−平野紫耀−
松本潤そろそろ飯行くか
映画の宣伝もようやく一通り落ち着いた頃に入った大好きな先輩からのメッセージ。
松本潤あいつは俺のだから
惚れんなよ
顔合わせの時にきたメッセージの意味も聞けてないままだし
俺は二つ返事でオッケーした。
.
一週間後、予約してくれた高級焼肉屋の個室に入ると、四人掛けのテーブルの入口から一番遠い壁際の席に潤くんが座って待っていた。
「お疲れさまです！すみません、先輩待たせちゃって」
「ほんとだよお前。もうビール飲んでるわ。何飲む？」
「俺ウーロン茶で…」
「マジで言ってんの？」
「いや最近また弱くなったんすよ！明日も撮影あるし…」
「まぁいいや。今日は思う存分肉食え」
「わーい！」
俺の分のウーロン茶が運ばれてきて、潤くんのビールジョッキと乾杯する。
俺もいつか「とりあえずビールで」なんて言えるようになるのかな。
「最近忙しそうじゃん」
「そうっすね…映画の宣伝が…まぁでもだいぶ落ち着きました」
「ドラマの撮影も順調？」
「順調っす！もう半分は過ぎたらしいです」
「らしいですって他人事かよ」
Aとのことをどう切り出そうか悩んでたら、潤くんから出たドラマの話題。
これはチャンス。
「そういえば顔合わせの時、メッセージくれたじゃないですか」
「俺なんか送ったっけ」
「えっ！？覚えてないんですか！？」
「はは、嘘。覚えてるよ」
「もうからかわないでくださいよ！俺ずっと気になってたんですから」
「いや別に深い意味はなかったんだけど」
ほら焼けた、と、潤くんが俺の皿に次々と肉を置いていく。
うめぇーと言いながら俺がパクパク平らげていくのを満足そうに見ながら、潤くんは一旦休憩、とトングを置いた。
「でも結果惚れたんだろ？」
「惚れました」
「即答かよ」
「マジで潤くんの女なんですか？Aって」
「んなわけねぇだろ。俺彼女いるし」
「あーよかったー！じゃあ何であんなこと送ってきたんですか」
「だから深い意味はないって。まぁ気に入ってるのは本当だけど」
「びっくりさせないでくださいよ！潤くんじゃ絶対勝ち目ねぇってマジでヘコみましたからね」
潤くんのメッセージの真相が分かって安心した俺は、また肉を口に入れる。
さっきより美味くなった気がした。
「お前俺でヘコんでたらあいつは落とせねぇぞ」
.
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a(プロフ) - コアラさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年1月21日 17時) (
レス) id: e68ce683f6 (このIDを非表示/違反報告)
a(プロフ) - るるるさん» ありがとうございます！嬉しすぎます。。更新頑張りますね！ (2019年1月21日 17時) (レス) id: e68ce683f6 (このIDを非表示/違反報告)
コアラ - 続きがとても楽しみです！頑張ってくださいね (2019年1月21日 16時) (レス) id: 4ddbf6bb99 (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - いつも拝見させて頂いております。こんなに面白くてワクワクして続きが気になる作品に初めて出会いました。いつも更新楽しみにしております！ (2019年1月16日 15時) (レス) id: e03c1e5a40 (このIDを非表示/違反報告)
a(プロフ) - 叶恋さん» わー！嬉しすぎて泣きそうです！ありがとうございます！頑張りますね。 (2019年1月13日 22時) (レス) id: e68ce683f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：a | 作成日時：2018年9月11日 23時
