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1ヶ月後、俺たちはドラマの顔合わせの為、テレビ局の会議室にいた。
一番初めに会議室に入った俺たちは、横並びに座り、続々と入ってくる出演者の方々に、その都度立って挨拶をする。
「「「「「「おはようございます！」」」」」」
立ったり座ったりの繰り返し。
またふくらはぎに筋肉ついたな…
つか、五十嵐Aはまだかよ。
ちょっと売れてるからって調子乗んなよ。
段々と苛立ち始めたその時、何度目か分からない会議室のドアが開き、監督が誰かと談笑しながら入ってくるのが見えた。
「失礼します」
一瞬、彼女の周りだけ白く光った、
ような気がした。
「えー、では、顔合わせ始めます。早速だけど、自己紹介から始めましょうか」
監督がそう言い、俺に目で合図をする。
「えっと…King&Princeの平野紫耀です。よろしくお願いします。」
「それだけかよ！何か一言。」
監督が笑いながら俺に言う。
こういう挨拶の場は苦手だ。
「えぇ〜、お正月のスペシャルドラマということで、気合入ってます。いい作品が作れるように頑張ります！」
パチパチパチ…
可もなく不可もないコメントをして、俺のターンは終わった。
「King&Princeの永瀬廉です。ドラマは本当に久しぶりなので…めっちゃ緊張してるんですけど、頑張ります。よろしくお願いします！」
「岸優太と申します。いやほんと…グループ全員で出演させていただけるということで…若干プレッシャー感じてますが、頑張ります！」
「�盒恭た佑任后Ｂ羯譴箸�覚えるの苦手なんですけど、皆さんの足を引っ張らないように頑張ります。よろしくお願いします！」
「神宮寺勇太です。このドラマが僕たちの代表作と言えるような作品にしたいです。よろしくお願いします！」
「岩橋玄樹です。今からとってもワクワクしてて…クランクインが待ち遠しいです。よろしくお願いします。」
俺たち6人の自己紹介が終わり、監督が続ける。
「じゃ、次、ヒロイン役」
「はい」
ロの字型に並べられたテーブル、2m程の距離を空けて、俺の目の前に座っていた彼女が立ち上がる。
「初めまして、五十嵐Aです。お正月を彩れるような、素敵な作品にしたいです。よろしくお願いします」
出演者全員の顔を順番に見て、彼女はそう言い、席に着いた。
0.1秒。
彼女が俺を見ていた時間。
それでも、恋に落ちるには、十分な時間だった。
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a(プロフ) - コアラさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年1月21日 17時) (
レス) id: e68ce683f6 (このIDを非表示/違反報告)
a(プロフ) - るるるさん» ありがとうございます！嬉しすぎます。。更新頑張りますね！ (2019年1月21日 17時) (レス) id: e68ce683f6 (このIDを非表示/違反報告)
コアラ - 続きがとても楽しみです！頑張ってくださいね (2019年1月21日 16時) (レス) id: 4ddbf6bb99 (このIDを非表示/違反報告)
るるる(プロフ) - いつも拝見させて頂いております。こんなに面白くてワクワクして続きが気になる作品に初めて出会いました。いつも更新楽しみにしております！ (2019年1月16日 15時) (レス) id: e03c1e5a40 (このIDを非表示/違反報告)
a(プロフ) - 叶恋さん» わー！嬉しすぎて泣きそうです！ありがとうございます！頑張りますね。 (2019年1月13日 22時) (レス) id: e68ce683f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：a | 作成日時：2018年9月11日 23時
