第158話 ページ9
渚サイド
律「この扉の向こうに、7階へ繋がる階段があります」
磯「……この扉の向こうって……」
殺「店ですね。クラブのようなものと言えば想像しやすいでしょうか」
ああ……。
律「お店を通って奥に入り、反対側から鍵を開けるしか 方法は無いと思われます」
殺「そうですか。
そういう場所は女性へのチェックが甘いので、潜入は女子に絞りたいですね。
……しかし、女子だけで必ずクリアできるとも言い切れません。どうしても男手が必要な場合もあるかもしれない」
業「ふーん……。
じゃ、ここに適任がいるじゃん？」
カルマくんはそう言って僕の肩に手を乗せた。
渚「……え……」
皆が一斉に僕の方を向く。
カルマくんは、僕と目が合うと ニヤリと笑った。
……嫌な予感しか、しなかった。
雅サイド
重ねるように壁に押し当てられた手が汗ばんでくる。
私の手が熱いのか、浅野くんの手が熱いのか、それとも両方なのか、
正確には分からない。
ただひたすら、熱かった。
雅「……浅野くんは…、なんで私にこんなことするの…？」
素朴な疑問だった。
学「……僕にこんなことされたら…、嫌？」
雅「……………」
返された質問に、私は唾を飲み込んだ。
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卵符鈴 - 緑川詩織さん» コメントありがとうございます！浅野くんの書きにくい人柄にいつも悩まされているので、そう言っていただけると嬉しいです！更新頑張ります！ (2017年11月20日 0時) (
レス) id: 73c1b71496 (このIDを非表示/違反報告)
緑川詩織 - 浅野くんがイケメン過ぎてツラい！更新頑張ってください！o(･ω･´o)(o｀･ω･)o (2017年11月19日 22時) (レス) id: d308f73366 (このIDを非表示/違反報告)
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