第157話 ページ8
男「…なんだぬ、それは？」
業「わさび&からし。
おじさんぬの鼻の穴にねじこむの」
カルマくんは器用にチューブのキャップを外した。
男「なにぬ！？」
業「さっきまではきっちり警戒してたけど、こんだけ拘束したら警戒もクソもないよね」
男はカルマくんに、道具か何かで鼻をグイと持ち上げられる。
業「これ入れたら専用クリップで鼻塞いで…。
口の中に唐辛子の千倍辛いブート・ジョロキアぶちこんで…。
その上からさるぐつわして、処置完了」
カルマくんは男と向き合うように寝そべって肘をつき、わさびのチューブを男の鼻に入れてニコッと笑った。
業「さぁ、おじさんぬ。
今こそ、プロの意地を見せる時だよ」
渚「…殺せんせー。
カルマくん、特に変わってなくない？」
殺「…ええ。将来が思いやられます…」
雅サイド
私の額から柔らかい感触が消えると ほぼ同時に浅野くんが顎を放してくれたので、
私は慌てて うつ向き、髪で顔を隠す。
…キスされた。額に。
雅「わ…、私、許可出してないのに…」
学「…でも、“嫌”とも言わなかったよね」
言い返せる言葉が見つからなくて、私はまた黙りこんだ。
学「赤羽さん、顔見せて？」
…無理です。
今の私、絶対、顔赤すぎて大変なことになってるから…。
私が顔を隠したまま逃げるように 思いっきり横を向くと、
私の視界を遮るように、浅野くんが壁に手をついた。
雅「……あの…。ち、近い…//」
学「当然。意図的に近づけてるんだから」
すごく近くで、浅野くんが微かに笑ったのが分かった。
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卵符鈴 - 緑川詩織さん» コメントありがとうございます！浅野くんの書きにくい人柄にいつも悩まされているので、そう言っていただけると嬉しいです！更新頑張ります！ (2017年11月20日 0時) (
レス) id: 73c1b71496 (このIDを非表示/違反報告)
緑川詩織 - 浅野くんがイケメン過ぎてツラい！更新頑張ってください！o(･ω･´o)(o｀･ω･)o (2017年11月19日 22時) (レス) id: d308f73366 (このIDを非表示/違反報告)
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