第193話 ページ44
業サイド
ヘリは2機来ていて、片方には鷹岡やその手下が乗せられていく。
そこに、殺し屋の3人も向かっていた。
業「…なーんだ。リベンジマッチやらないんだ、おじさんぬ。
俺の事、殺したいほど恨んでないの？」
俺はチューブタイプのわさびとからしを見せながら、おじさんぬに声をかけた。
男「殺したいのはやまやまだが、俺は私怨で人を殺した事は無いぬ。
誰かがお前を殺す依頼をよこす日を待つ。だから、狙われる位の人物になるぬ」
そう言うとおじさんぬは俺の頭を軽くポンと叩いた。
……おじさんぬのくせに、カッコいいこと言うなっての。
3人が乗りこむと、ヘリは地面を離れていった。
ヘリの中から、銃を持つ殺し屋が声を張り上げた。
男「そーいうこった、ガキ共！！本気で殺しに来て欲しかったら偉くなれ！！
そん時ゃ、プロの殺し屋のフルコースを教えてやるよ」
そいつは俺等に向かって実弾を投げた。
…殺し屋達が乗ったヘリは、
あっという間に見えなくなっていった。
速「……なんて言うか、あの3人には勝ったのに勝った気しないね」
業「言い回しがずるいんだよ。
まるで俺等があやされてたみたいな感じでまとめやがった」
渚サイド
…こうして、
僕等の大規模潜入ミッションは
ホテル側の誰1人気付かないまま完了した。
来ていたもう1機のヘリコプターに僕等は乗り込んだ。
渚「…寺坂くん、
ありがとう。あの時、声をかけてくれて。
間違えるところだった」
寺「…ケ。
テメーのために言ったんじゃねぇ。
1人欠けたら、タコ殺す難易度上がんだろーが」
渚「うん…。ごめん」
僕等は皆の待つホテルに戻って、
もう大丈夫な事を伝えて、
それぞれが、
それぞれの疲れで泥のように眠った。
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卵符鈴 - 緑川詩織さん» コメントありがとうございます！浅野くんの書きにくい人柄にいつも悩まされているので、そう言っていただけると嬉しいです！更新頑張ります！ (2017年11月20日 0時) (
レス) id: 73c1b71496 (このIDを非表示/違反報告)
緑川詩織 - 浅野くんがイケメン過ぎてツラい！更新頑張ってください！o(･ω･´o)(o｀･ω･)o (2017年11月19日 22時) (レス) id: d308f73366 (このIDを非表示/違反報告)
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