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「みなさん今までお世話になりました....センゴクさんと青キジさんにこれ、よろしくお願いします」

二通の手紙を渡す

「あっ....あとこれはスモーカーさんに....」

渡し忘れてたもう一通の手紙を取り出し渡すように頼む

「確かに受け取りました!」

「今、白ひげがいるらしいですよ!Aさんなら大丈夫でしょうが....お気をつけて!」

「本当にありがとう。それじゃぁ....旅のご武運をお祈りしてます」

船に背を向けそこまで多くない荷物片手に歩き出す

この島に確かに強い気配を複数感じる

特に2人....同じ場所にいることが分かる

行ってみるか

ー20分後ー

「ぼったくりBAR....?」

お店の扉を開け中に入る

「あら、いらっしゃい。何にする?もちろんお金はぼったくられると思ってて?」

「いえ....そこの2人にお話があって」

「私達かい?こんな老いぼれに話なんて....不思議なお嬢さんだな。そう思うだろう?ニューゲート」

色気のある男の人は丁寧な話し方で大きな男の人に話しかける

「グララララ!面白そうなガキじゃねぇか!聞いてやろうぜ!」

大きな男の人が笑えば大気が揺れる感じがする。

「それで....お嬢さん、話とは?」

「私は....この世界の人間じゃ無いです。変えたい事があります」

「ふむ....この世界の人間じゃ無いのかい?ロジャーの拾ったあの子と同じ事を言うんだね....それで?変えたいこととは?」

「サッチと言う人の死と....その後の戦争で白ひげと火拳が死ぬ事です」

顔を顰めた大きな男の人

「サッチは俺の船に乗ってるぜぇ?白ひげってのは俺だ。それで....火拳?火拳ってのは最近暴れてるガキかァ?」

「手配書見なきゃ....ちょっと分からないです。」

「この子よ」

女性に渡された手配書の顔は夢に出てきた男

「エース....この人です。この人はきっと寂しい思いをしてるから....私、助けたくて。死ぬ時だって悔いがあったと思うんです。それは白ひげさん....貴方もです。」

「....テメェは、本当に未来を知ってるんだな?」

「いえ....元の世界の私からの情報です。あまりにも夢に見たので....変えたいのかと」

「なるほどなァ....」

「そう言えば、お嬢さん。家はあるのかい?」

「お金や服とかはありますが....帰る家はありません。」

「なら、ここを帰る家にすればいい。なぁ?ジャッキー」

「あらいい考えねレイさん」

「い、いいんですかそんな簡単に....」

「嗚呼.....構わないよ」

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作者名:零華 | 作成日時:2018年1月24日 22時

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