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多分起きてないと思うから起こしてきて欲しいとクザンさんの部下に頼まれ勝手に部屋に入る
｢失礼します。おはようございます、クザンさん｣
本当に起きてねぇじゃねーか
この野郎
｢....起きてください｣
軽く揺すってみるが起きる気配は無い
｢......クザンさん｣
少し強めに揺するが起きない
｢んん〜....｣
突然強い力で引き寄せられベッドの中に引き入れられる
｢寝惚けやがって....｣
｢おい、入るぞクザン....って何してやがる！｣
突如入ってきた白髪の葉巻を香らせるムキムキのお兄さん
｢助けて下さい....｣
｢ったく....おい！起きろクザン！！｣
｢いってぇ！！酷いじゃねーのスモーカー....あらら？Aちゃんどうしたの？｣
どうやら強い力で殴れば起きるらしい
｢どうしたの？じゃないですよ....アンタが寝惚けて私を引っ張ったから......｣
｢あららら....ごめんね？さて....着替えるから先に食堂行っておいで｣
反省してねぇな？このクソ上司は....
｢はい。｣
｢で？スモーカーはどうしたの？｣
｢アンタの部下に頼まれて起こしに来たんだ。女に頼んだが無事じゃ無い気がするって言われてな！｣
この白髪の葉巻のお兄さんはスモーカーというのか....
｢そりゃぁ、悪かったな。スモーカー朝食まだならAちゃんと行ってきなよ｣
｢嗚呼。さっさと着替えて来いよ....で、お前がA？｣
｢はい。シルヴィア・Aと言いますよろしくお願いします｣
｢俺はスモーカーだ。よろしくな....さて、食堂一緒に行くか？｣
｢あ、はい。ご一緒させていただきます｣
こうして私はスモーカーさんと食堂へ向かった
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作者名：零華 | 作成日時：2018年1月24日 22時
