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24日目 ページ26

島の大きな屋敷....きっと医者の家だろう。

時に鼻をくすぐる香りは薬品の香りだ。

違いないはず

広い部屋に通された

「....女、顔を上げろ」

「嫌です。何故....私に命令をする。私に命令していいのは上司だけと決まっている」

近くに立っていた男を蹴る

男は大きな体だったが足元を蹴ったため倒れた

ゴボゴボッと音を立てて溢れてくる水に周りは目を疑っている

「安心してよ....気がついたら水の中から牢屋に移動してるからさ」

ドアを開けようにも外からも内側からも開かなくなっているだろう

ドアは入る時に押していたから確認済

どんどんと水嵩は上がる

慌てふためき逃げ惑うソイツら

私は体の半蛇状態

「バッ!バケモノだァァァァァァァ!!」

私を見てさらに恐れ開かないドアに縋る男達

「頑張ってよ。つまらないのは嫌いだからさ」

ゴポゴポッ....

水の中、泳げぬ男からは空気の泡

泳げる男達は武器を取るが

「Látigo de agua」

私は水中でも会話可能

レティゴデアクア

水の鞭

手を一振りすれば鞭のよう相手を叩くそれ

スピードは空気中、水中どちらも変わらない

時には人から血を流させる事もある

「さっさと捕まえますかっ....と」

ヒナさんの袷羽檻の様なかんじで水鞭を敵の体に通せば今は水中で見えにくいものの水の輪に捕まる男達

あとは水嵩を低くして消してしまえば

「捕獲完了っと」

ポケットの中からでんでん虫を取り出しクザンさんにかける

「もしもしぃ〜」

「捕まえましたけど〜」

「今から行く〜」

「屋敷の奥です。とっとと来て凍らせちゃってくださいね」

「はいはい」

男達はみんな気絶している

さて....暇つぶしするかァ

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愛羅(プロフ) - 面白かったです!更新楽しみに待ってます! (2019年4月7日 1時) (レス) id: 83407bc1eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零華 | 作成日時:2017年12月11日 19時

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