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目覚め ページ21
あまり良くない夢を見た気がする。
『んー....？』
「起きたか。テメェが全然起きねぇから勝手に車に乗せたからな」
キョロキョロと周りを見回して確認すると前に相澤と山田がいた
『そうか....』
「頭痛はどうだ？」
山田はやはり細かい気遣いが素晴らしい
『もう大丈夫だよ。迷惑、かけたね』
「別に今更だろ」
相澤は相変わらずと言ったところか....
ゆっくりと体を起こしてシートに体重を預ける
「顔色、悪かったし、魘されてたぞ。大丈夫か？」
『大丈夫だよ。』
「そろそろ着くからな」
『分かった。』
「着いたら覚悟しとけ〜ミッドナイトは容赦ねぇからなぁー」
『フフッ....そんな感じがするよ』
夜の街を見ながら他愛もない会話を続けた。
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作者名：零華 | 作成日時：2018年9月30日 2時
