【ヒロアカ】足癖の悪い同期と (ページ16)

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緊急出動ページ16

『街に銀行強盗が？』

「困った事にね」

校長は目を伏せてそう言う

どうやら街の大きな銀行に強盗が来たらしい

ほかのヒーローやら警察やらは突入に戸惑っている....

そしてさらに

『....ほかの先生方は授業であったり、急いでも遅すぎてしまう』

「そうなんだよ」

『復帰にしては地味な気もしますが....まぁ、悪くないです。私が行きます。最近のヒーローは向き不向きやら派手さを求めますが......被害を抑える事が仕事ですもんね。』

「ごめんねファントム」

『根津校長の願いなら。』

私はドラゴンに変化する

「たのんだよ」

『お任せ下さい。』

校長が開けてくれた窓から私は外に繰り出した

目指すは

渡された地図のマーク

銀行

風を司るドラゴンに変化したからスピードは速い

まぁ、これは周りに怒られないスピード内の話だが

あっという間に見えてきた

『あーあ....めんどくさそう』

私は半分人間に戻り背中に羽が生えてる状態でゆっくりと地面に足をつけた

『変化....妖狐』

せいぜい化かされてくれ。

私は持ってきていた石をバッグに詰めて札束に変えた

後ろのざわめきなんて知らねぇ