兄と姉と私と ページ7
「そう言えばお前、兄弟いるんだろう？」
唐突にそう言うしょーたさん
『うん....お兄ちゃんが2人、お姉ちゃんが1人。あと....』
「ん？」
『双子のおにいちゃん。』
「そうか」
『とうやお兄ちゃんとふゆみお姉ちゃんとなつおお兄ちゃん、やさしいの....』
「双子の兄は？」
『しょうとはなんか怖くなった』
「ああ....さっきエンデヴァーに言ったしょうとってのが双子の兄だったのか」
『うん。』
「なるほど....」
目の前をちらりと見てみると
「あれ？A....？」
「ソイツ、誰？」
『お姉ちゃん....お兄ちゃん......』
私の姉と兄が3人揃っていた。
「お父さんとヒーローの会合に行ったんじゃなかったのか？」
『行ってきたよ....でも、しょーたさんと猫、みにいくの』
「しょーたさん....？」
「俺だ。相澤消太という。」
しょーたさんは私を降ろそうとしてるが私は降りたくない為しょーたさんの服にしがみつく
「あ、どうもすみません。妹が....A？」
とうやお兄ちゃんが私をしょーたさんから離そうかとするが私はしょーたさんから離れまいとしっかりしがみつく
「いや....少し、問題があったんだ。それで会議室から連れ出してきた。」
仕方なさそうにしょーたさんは抱き直した
兄も姉も異変に気が付き少し距離を置いたようだ
「嗚呼....父ですね。すみません。」
「A....お前、どうしたんだ？」
『しょーたさん....猫、見に行きたい』
「嗚呼....少し待ってろ」
『やだ』
「Aが....ワガママ.......」
「コイツにワガママ、言わせちゃ不味かったか？」
「いえ....子供らしくワガママ言ってもいいです。むしろ、言って欲しかった。」
「だろうな....コイツ、母親に会いたいらしい。病院と家、教えて欲しい。ちゃんと連れ帰る」
「し、しかし....知らない人に任せるのも」
『しょーたさんはプロヒーローだからいいでしょ』
「え....？」
『お父さんなんかよりずっと素敵なヒーローだもん....』
「A....？」
『私、お父さんのこと....好きじゃない』
「....すみません。Aをお願いします。病院と家の住所でしたね。」
「悪いな....」
「いえ....父が母に会わせてないので会いたいのも仕方ないんです。連絡先、交換してきませんか？相澤さん、Aのワガママ聞き出すのお上手ですから」
「嗚呼....俺は構わねぇ。」
しょーたさんとお姉ちゃんは連絡先交換をしてお姉ちゃんが病院と家の住所をさっそくLINEで送っていた
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uka8502(プロフ) - 面白い!!更新頑張ってください！ (2020年4月30日 0時) (
レス) id: 7913de20e0 (このIDを非表示/違反報告)
律 - とても面白いです！！！！ (2019年12月4日 17時) (レス) id: bfc3e39400 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 面白かったです！再新頑張ってくださいp(^-^)q (2019年2月27日 20時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
名無し19802号(プロフ) - めっちゃ好きです！これからも更新頑張ってください！！ (2018年10月14日 18時) (レス) id: 613b0b5ab1 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - めちゃくちゃ面白かったです！！三人のやり取りがたまらなく良いですね！！続き楽しみにしていますね！！ (2018年10月10日 23時) (レス) id: 31ba52f844 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零華 | 作成日時：2018年10月1日 0時
