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1月13日(土)
すなわち先輩の誕生日前日、
私は休みのはずだった。
…のだが、
なぜか会社で一人仕事をしている。
遡ること3時間前、
「もしもし？」
『お休みの日にすみません、
SM株式会社のビョンです〜』
「あ、お世話になります。どうかされました？」
『あの〜…22日の会議なんですけど、
僕がYGクリエイションの方々に間違えて
一週間早く15日って伝えてたみたいで…』
「…はあ」
『先方の部長がその日以外厳しいみたいで、
その…明後日15日の午前にできたりしません？』
「…………できます」
SMもYGも大手だから、そう言うしかなかった。
そしてもちろんその会議に必要な資料は
まだ完成していないわけで……
データ持ち出し禁止だから家で作業できないし。
そして、うちの会社が入っているビルは、
日曜日は完全閉鎖。
よって、今日出社するしかなかったわけだ。
「はあ……もう9時半」
外は真っ暗。
一人で仕事なんて、寒さがなおのこと身にしみる。
まだ、完成する予感はない。
ため息をついて机に突っ伏すと、
そのまま寝ちゃいそうだ。
「あーお腹すいた…」
そう呟くと、
顔のすぐ近くでガサッという音がした。
顔を上げると、
「これ食べて」
初めて見る私服のジョンイン先輩がいた。
「……先輩なんでいるんですか？」
「偶然ビルの前通ったらここの電気ついてて、
気になって警備のおじさんに聞いたら、
昼からずっといるって言うから。」
「それでわざわざ寄ってくれたんですか」
「かわいい後輩ほっとけるわけないでしょ」
あ…口角上がった。大好きなやつだ。
「……ありがとうございます〜」
「で、何から手伝えばいいかな？」
「いや、手伝うなんてそんな！
差し入れだけで充分すぎます」
「いいから、とりあえず食えって」
「……は、はい！」
そう答えるしかできなくなったのは、
不意に頭をわしゃわしゃされたからだった。
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ゆう(プロフ) - とってもキュンキュンしました！どの作品も大好きです！（；＿；）マイペースにまたお話の更新待ってます^_^ (2018年1月15日 23時) (
レス) id: 08fbd2dc26 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - 可愛らしい、べくとのお話とジョンイニズムスピンオフ。こんなにも違うものが両方面白いって。凄い。 (2017年1月16日 14時) (レス) id: c8ddff6bd6 (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - ジョンイニズムとても衝撃的な作品で今でもふと考える事があります。スピンオフありがとうございました！ (2017年1月15日 15時) (レス) id: 61651178cb (このIDを非表示/違反報告)
kou(プロフ) - ジョンイニズム一気読みしてしまいました、、なんか色々と衝撃すぎて語彙力のない私には上手く感想が伝えきれないんですがすごくおもしろかったです、、 (2017年1月15日 2時) (レス) id: bd7f07117d (このIDを非表示/違反報告)
みの(プロフ) - ジョンイニズムのスピンオフ(TT)嬉しすぎます、ほんとに、、！！ほんとにありがとうございます(TT)国家試験頑張れます(TT)何度も言ってますが 笑 ぺっぱーさんの書くジョンインが1番好きです(TT)ありがとうございます(TT) (2017年1月15日 0時) (レス) id: cc979909b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺっぱー
| 作成日時：2017年1月7日 18時
