王女 迷惑料 ページ15
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それからというものの、クララとはすっかり馴染んでことある事に一緒に過ごすようになった
いつもの遊ぶ時間、クララを偶然見かけたのでいつもの仕返しと少し驚かせようとしてこっそり近づいたその時
クララが急に足を止めて壁に張り付く
一体何が………
「_しっかし、特待生も物好きだな。あのおバカちゃんとまだつるんでるらしいぜ」
「なんであんなアホ女と…」
姿を見なくても声だけで直ぐに誰だかピンときた
初めてクララに会った時、ジュースをねだってた男子3人組だ
「便利だからに決まってんだろ。あの能力がなきゃ誰もあんな面倒な女相手にしねーよ。貢ぎ物もむしろ迷惑料だ
適当にあしらってたま〜に”使う”のがいいんだあーゆーのは
特待生もそのうち飽きるだろ」
クララの纏う雰囲気が寂しくなるのが離れていても分かる
「知ってるもん」そんな声が聞こえた…気がした
去っていくクララを1人にしておけるはずもなく後ろから追いかける
『…クララ』
クララ「…っ!Aち!今日も遊んでくれるの!?お腹すいてる?お菓子?ジュースもあるよ『クララ』えっと、他にも…っ『クララッ!』………っ、」
俯いたクララが顔をあげたその瞬間、クララは信じられないくらい目に涙を浮かべて今にも雪崩落ちそうだった
『…っ大丈夫だよ、そんなもの無くても。私はクララと居るのが楽しいよ』
クララ「〜〜っでも!Aちは良くてもっ、入間ち達には迷惑かもしれない…!!」
『そんな事ないよ、不安ならほら…行っておいで』
ここから見える中庭には入間くんがジュースを眺めてベンチに座っていた
…考えることは同じなんだから
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豆腐の凉宮 - ...........しゅき......⊂`∀´⊂ (6月3日 23時) (レス) id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
失踪癖(プロフ) - 怜さん» ご報告ありがとうございます!修正いたしました (2022年10月26日 17時) (レス) id: 400882964c (このIDを非表示/違反報告)
怜 - 王女 記憶のページでデルキラのセリフの前の部分がサリバンと同じになってます。 (2022年10月26日 11時) (レス) @page33 id: 5601f6ae98 (このIDを非表示/違反報告)
失踪癖(プロフ) - 美桜さん» コメントありがとうございます!オペラさん落ちの小説、更新中です! (2022年10月19日 20時) (レス) id: 400882964c (このIDを非表示/違反報告)
失踪癖(プロフ) - ゆーなさん» ありがとうございます!気長にお待ちください♡ (2022年10月19日 20時) (レス) id: 400882964c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:失踪癖 | 作成日時:2022年7月10日 22時