＃６４『再開の前触れ』 ページ17
【A視点】
〜次の日〜
ゴーグル「おはよー！A！」
メガネ「おはよう！…A」
『おう、おはよーさん』
日が変わったあと、俺達はロビーで待ち合わせをしていた。まぁ、ほんの気晴らしにバトルに行こうって訳なんだが。
『今の時間だとナワバリは…お、ヒラメとマヒマヒか』
ゴーグル「あ！ここって…！」
メガネ「懐かしいね」
ステージを確認した瞬間、ゴーグル達がハッとしたように言葉をこぼす。
『なんだ？何か思い出でもあるのか？』
ゴーグル「うん！Ｓ４のアーミーとアロハと初めて戦ったステージなんだ！」
メガネ「Ｓ＋だからすごく強かったんだけど、なんとか勝てたんだよね…！」
『ほう、Ｓ＋相手に勝つなんて、お前らは何か才能があるんだろうな』
全くもって羨ましい限りだ。俺あるのは、敵をキルしたいっていう欲望だけなのに。
『ってか、初めて戦ったステージなんだし、もしかしたらそのアーミーとかアロハとかいう奴に会えるかもな』
ゴーグル「そうかも！」
メガネ「でも中々癖強いしな…」
『それぐらいの方がいい。俺のチームメンバーだってまともじゃないし』
半笑いでそう言う。あ、いや、褒めてはいるんだぞ？まともな奴なら俺とチームを組もうなんて思わないだろうし。
ゴーグル「アーミー達に会いたいなー！久しぶりに！」
『じゃあその時に俺に紹介してくれよ』
ゴーグル「いいよー！」
メガネ「いいの！？変な人たちだけど！？」
そんな会話をしながら、俺達はバトルの準備をする。ゴーグル達が言うには、四天王と恐れられる面々らしいからな。是非ともお手合わせ願いたい。
―――
【視点なし】
アロハ「アーミー！バトル行かね？」
アーミー「急だな。いきなりどうした」
アロハ「今日のステージ、マヒマヒなんだよ！ダイバー達は用事で来れないし、頼む！」
アーミー「はぁ、仕方あるまい。我輩も丁度暇だったんだ。付き合おう」
アロハ「やりー♪アーミーノリいいじゃん♪」
アーミー「仕方なくだ。…む？この時間のナワバリはヒラメもあるのか」
そうアーミーが言うと、二人は無言になる。しばらくしてアロハが口を開いた。
アロハ「なっつ、これってゴーグル達と初めて戦ったステージじゃん」
アーミー「我輩も同じことを考えていた。今頃何をしてるのか…」
アロハ「まぁあいつらだし、上手いことやってんじゃない？」
アーミー「そうだな」
そう言うと二人はロビーへと足を運んだ。
続く
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お茶畑(プロフ) - aさん» 応援ありがとうございます。バンカラ編の作品として楽しんでもらえて嬉しいです。 (10月21日 20時) (
レス) id: 5d46d04f28 (このIDを非表示/違反報告)
a - とても面白い夢小説ですね！エイトくんがお話に出てくる夢小説が少ないので、とても嬉しいですこれからも頑張ってください😊応援してます (10月14日 0時) (レス) id: 7b9c42917a (このIDを非表示/違反報告)
お茶畑(プロフ) - ちょこみんと＃HARUちゃんさん» ありがとうございます。本当に不定期更新ですが、皆様を楽しませられるよう、精進します。 (10月11日 17時) (レス) id: 5d46d04f28 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこみんと＃HARUちゃん(プロフ) - とても面白いです。これからも頑張ってください！ (9月18日 14時) (レス) @page16 id: 8e86fe11f1 (このIDを非表示/違反報告)
お茶畑(プロフ) - 団子さん» コメントありがとうございます。好きだと言ってもらえて嬉しいです。 (9月12日 16時) (レス) id: 5d46d04f28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お茶畑 | 作成日時：2023年8月19日 0時
