＃５０『バンカラ大会』 ページ2
【視点なし】
〜次の日〜
A「で、俺達を呼んだのか？」
ミツアミ「ああ、師匠達の大会での映像、見た」
あんなことがあった翌日、カーマインチームはミツアミに喫茶店に呼び出された。
ことの発端は数分前に遡る。
―――
〜ミツアミ宅〜
ミツアミ「えぇっと、バンカラ大会…っと」
エイト戦後、ミツアミは彼に「バンカラ大会の映像を見たほうがいい」と言われた彼女は、ナマコフォンでそのことについて調べていた。
ミツアミ「あ！師匠がいる！それにこれ…カーマインチーム？」
その画面に映るのは、師匠とその仲間。
ミツアミ「確か師匠がチームメンバーとバラバラになったのは三年前って言ってたな。この映像も三年前のもの…」
そして気づいた。A達カーマインチームは、この大会で初めてチームを組み、大会終了直後に離散したのだと。
ミツアミ「これはバトルのいい勉強になるかも…予選から全部見よう！」
そして、ミツアミは師匠が出ている試合全ての映像を見た。そして、戦慄した。当時のチームの戦い方に。
ミツアミ「何…これ…」
ここまでが簡単なあらすじである。
―――
【A視点】
ルクス「私達を集めた経緯はわかりました。で、貴方はそれを見てどう思ったんです？」
ミツアミ「とてもチーム戦とは思えなかった。一人一人が暴れ回って、まるでカーマインチームだけ、個人戦をしてるようだった」
ジュン「まぁ、当たりっちゃ当たりだな」
ミツアミ「でも、チームワークは目を見張るものがあった」
ルクス「…正直あれは、奇跡以外のなにものでもないですよ」
マコ「私達個人が、それぞれ暴れてたもんね〜」
『あのときの俺たちは、勝つことしか考えてなかったからな』
キル、塗り、サポート、全てが偶然に上手く噛み合っただけで、あんな悲惨で、なんとも圧倒的な試合が出来たなんて、自慢できるもんじゃない。
ミツアミ「でも、なんで初対面同士があんな完璧なチームワークを？」
『う〜ん、分からん！』
ミツアミ「え？」
ルクス「ただただ相手をキルしていただけですからね。そうなれば、必然と勝利は確定でしょう」
ジュン「ルクスとマコにキルされまくってた相手可哀想だったな〜」
『やめろ。俺達が悪者になるだろ』
ルクス「実際に悪者でしょう。お相手さん最後は放心状態でしたし」
ミツアミ「でも、今と昔じゃ、師匠の戦い方って大分違ってた」
『…』
続く
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お茶畑(プロフ) - aさん» 応援ありがとうございます。バンカラ編の作品として楽しんでもらえて嬉しいです。 (10月21日 20時) (
レス) id: 5d46d04f28 (このIDを非表示/違反報告)
a - とても面白い夢小説ですね！エイトくんがお話に出てくる夢小説が少ないので、とても嬉しいですこれからも頑張ってください😊応援してます (10月14日 0時) (レス) id: 7b9c42917a (このIDを非表示/違反報告)
お茶畑(プロフ) - ちょこみんと＃HARUちゃんさん» ありがとうございます。本当に不定期更新ですが、皆様を楽しませられるよう、精進します。 (10月11日 17時) (レス) id: 5d46d04f28 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこみんと＃HARUちゃん(プロフ) - とても面白いです。これからも頑張ってください！ (9月18日 14時) (レス) @page16 id: 8e86fe11f1 (このIDを非表示/違反報告)
お茶畑(プロフ) - 団子さん» コメントありがとうございます。好きだと言ってもらえて嬉しいです。 (9月12日 16時) (レス) id: 5d46d04f28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お茶畑 | 作成日時：2023年8月19日 0時
