生まれてこの方3000年。【wrwrd】【HQ】

第九話 迷子 ページ11

｢はぁ！？研磨がいない！？｣

合宿も折り返し、ということでここ周辺で走り込みに行った…のだが、研磨がいない

黒｢気がついた時にはもうって感じでさ。｣

｢はぁ…。手分けして探そう。｣

rb｢ミサー。一緒に行こーや。｣

｢はいはい。｣

なんで迷子になるかなぁ研磨は

｢宮城土地勘ないんだけど大丈夫かな？｣

rb｢大丈夫に見えなかったから一緒に来たんやろ？｣

｢あざーっす。｣

rb｢研磨は…あかん。ここら辺全然防犯カメラ無いんやけど。｣

｢まじか。じゃあほんとに地道に探すしかないのー？｣

rb｢まぁ研磨の事やしそう遠くへは行かんやろ。｣

うげぇ…

｢ロボちゃん。気配辿っていこうよ。コースどこ？｣

rb｢！それ、ええなぁ。こっちや。｣

コースに戻り、研磨の気配が途切れたポイントを探す

｢…こっち。｣

rb｢ここを、右やな。｣

｢あの金髪は…！研磨！｣

孤｢美里さん。それに郎くんも。｣

｢ったくもう！どこほっつき歩いてんだか！｣

孤｢ごめんなさい。｣

rb｢無事やったから良かったけど、これで怪我でもしとったらどないするつもりやったん？｣

孤｢だからここで、待ってた。｣

｢戻るとか選択肢はあったでしょうに…。｣

？｢研磨の友達か？｣

孤｢先輩だよ。｣

？｢俺より小さい…！｣

rb｢んだとごらぁ！｣

？｢ひっ！｣

｢ほらほらロボちゃん。身長が小さいのは本当なんだからそんなに突っかからないんだよ。｣

rb｢ミサもそんなに変わらんやんけ！｣

｢私は女の子なんで。君、名前は？｣

？｢俺、日向翔陽です！｣

｢日向くんか。私は牧川美里。こっちは桃川郎。｣

rb｢チビとか思っとんちゃうぞ〜。｣

黒｢研磨〜！って、牧川たちも合流してたなら連絡入れろよな…。｣

｢ごめんごめん！つい話しちゃった！｣

孤｢じゃあ翔陽。またね。｣

またね？

あぁ、あのジャージ

｢烏野か。｣

黒｢あのチビちゃん、バレー部なんだね。｣

rb｢…多分試合にも、出てくるぞ。｣

あの身体能力は、とても高い

｢んふふっ。楽しみになってきたかも！｣

黒｢元々楽しみだったんだろ？｣

｢余計って話ですー！あぁ、早く最終日にならないかなぁ…！｣

ワクワクが止まらないよ…！

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