196話 ページ50
『ごめん……私は分からない』
Aは気まずそうに下を向いていた。その様子に茨は振られたと思ったのかAの頭をそっと撫でた
「ただの俺の感情ですから。いいですよ」
そう言って部屋を出ようとしたが、Aは待って！と茨の袖を引いた。
『違う！違うのそういうんじゃないの。告白とか恋人とか、私が茨のそういう存在になるっていうのが茨の利益になるってことが分からないの』
「は？……あんた俺が利益って？」
『茨が好きなのはわかったけど。そういうのって、顔がいいとか性格がいいとか、いいことがあるから付き合うってもんじゃないの？』
「あんたはバカか！俺がどんな思いで真剣に告白したのに！そんなこと思ってたのかよ！」
『だって！漫画やドラマってそういうところに惚れるんでしょ！それって将来の利益じゃん！茨の性格上それしかないんだもん！』
そう言われて茨頭を壁にぶつけて今まてまの自分よ消えてくれ、鈍感女とブツブツと声に出していた
「はぁ、自分を呪いたい。A…1つ言います。自分は利益とかそういうのであなたに告白したわけじゃありません。
心から、昔から。どんなに喧嘩して、口が悪くたって何を言われようとも、俺はあんたが好きだ。何度だって言いますよ
あんたはそれで、俺を好きでいてくれますか」
茨は咳払いをした後、少し気まずそうに話しながら、ちゃんとした告白をAにした。
その言葉にAは顔を赤くして、その場で上げていたゆっくり下ろして、下を向いた。
『茨とはずっと、喧嘩したり、うるさい、むかつくし、どう言い返せばわかんないし、ムカつくし(2回目)、恋人なんて分かんないし
それでも私は、茨とずっと話してたいって思うよ、、なんで私は茨なんかにそんなこと思わなきゃいけないのよ！//』
Aは照れながら茨の腹をバシバシと叩いていた。告白、恋人。そんなのは仕事上考えることないAは恋愛経験ゼロのため、告白の返事のやり方などか分かっていなかった。
その途端、茨はAの腕を引いて、自分の胸へと寄せた。一瞬Aは驚いたがそのまま、茨の袖をそっと引いた
「返事ってことでいいですか？」
『バカ！！…………それでいいわよクソ蛇』
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はい！遅れてすみません。えー、告白させましたね！けど、投稿遅めにやっていきます！見てくださる方ありがとうございます！
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reichan(プロフ) - 朱桜馨さん» ありがとうございます！ぐだぐだてすが！頑張らせて頂きます！ (2021年8月16日 17時) (
レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
朱桜馨(プロフ) - お？主人公ちゃん脈アリな雰囲気出てきた？茨頑張れ！あと一押しだ！……………多分この話とても面白いです。更新頑張ってください!! (2021年8月11日 23時) (レス) id: e0ab5d8073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reichan | 作者ホームページ：http://kurakura.raraya
作成日時：2021年3月20日 16時
