158話 ページ12
『………思ってくれるのはありがたいけど言ってよ。仲間外れだと思う』
「そ、それはごめんね！オータムのこともあって色々考えちゃってさ僕も衣更君も」
「………それって頬の傷のこと？
『んまぁ…そうだね。けどありがとう気にしなくていいよ、そう思ってくれるだけど落ち着く。ってことは泉さんのデートって…』
「セッちゃんが浮かれてただけだね」
「ひどすぎる！ゆうくんったら悪い男っ。俺の純粋をもてあそんで」
その反応に勝手についてきた泉が被害者ぶったため面倒くさいと真は言った。凛月と同じように愛は人を面倒くさくするらしい。
凛月は泉が拗ねると面倒くさいため真のポケットに入っているものでご機嫌を取ってとお願いした
「あの、泉さんこれ…さっきそこのお店で買ってきたんだけど、マフラーのお礼のクリスマスプレゼント」
「うひゃああぁうあ〜」
『えっ…キモッ』
「どしたのセッちゃん、気色の悪い声を出さないでほしいんだけど」
泉の真からのプレゼントの喜び方が明らかに異常だったため、2人はすぐに距離をとった。どうやら昔に真と泉が宣伝した化粧品だったらしく余計に喜んでいた
当時の泉は設営のために化粧をすることになったときに何故かめちゃくちゃ嫌がって最終的に泣き出して母親に泣きついたらしい。その過去について凛月とAは気になりすぎて真に聞き入っていた
『意外と可愛いだね泉さんって』
「そうだね〜…そんな愛くるしい時代があったんだね」
「くまくんはど〜せ可愛げのない冷めたガキだったんでしょ」
「うん。昔の俺より、今の俺のほうが百倍可愛い」
自分で言える凛月の様子に泉は憎たらしく感じていたがAはすげぇと思っていた
「あの日…俺が嫌がって泣きそうになってたらママがほら、ゆうくんが待ってるよって俺に呼び掛けてくれたんだよね。それで顔を上げたらゆうくんと目があった」
「『(うわっ…ママって言った！でも、茶々を入れるのは無粋？)』」
普段の冷たい泉が自分の母親をママって言っていることに意外過ぎて2人は突っ込みたかったが、空気的に突っ込めなかった
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reichan(プロフ) - 朱桜馨さん» ありがとうございます！ぐだぐだてすが！頑張らせて頂きます！ (2021年8月16日 17時) (
レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
朱桜馨(プロフ) - お？主人公ちゃん脈アリな雰囲気出てきた？茨頑張れ！あと一押しだ！……………多分この話とても面白いです。更新頑張ってください!! (2021年8月11日 23時) (レス) id: e0ab5d8073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reichan | 作者ホームページ：http://kurakura.raraya
作成日時：2021年3月20日 16時
