B1｜これが好きなんでしょ？ ページ48
痒い、痒すぎる。
朝からムズムズする鼻を啜りながら、テレビのニュースへと釘付けになる。
テレビのキャスターが花粉の飛散情報を伝える声に、気が遠くなるのを感じた。
擦ってはダメだと分かっていても、自然と目元に手が伸びてしまう。
｢擦っちゃダメやって｣
伸ばしかけた手は、周平によって阻まれた。
｢だってかゆいんだもん〜、、｣
｢目薬差しとき｣
言われるがまま、目薬を手に取る。
顔を上に向け、目薬を差そうとするが、液体が思うように瞳に入らない。
｢しゃーないな、貸してみ。｣
悪戦苦闘している私を見兼ねた周平が、助け舟を出してくれた。
頬を大きな手で掴まれ、上を向かされる。
｢…ほら、入った！｣
目をぎゅっと瞑り、瞳に液体を行き渡させる。
すると突然、唇に柔らかい物が当たる感触があった。
｢周平、キスした！？｣
｢したで、キスされたそうな顔しとったから。｣
｢してないよ！｣
全く反省の色を見せない周平は、私の頬を掴んだまま、好き放題遊び始めた。
そんな周平に仕返しをしてやろうと、胸ぐらをグッと掴み、唇を重ねる。
ゆっくりと唇を離すと、驚いたと言わんばかりに目を丸くする周平が。
｢な、、いま、！！｣
｢たまには仕返し！｣
なかなかレアな周平の姿を写真に収めたいが、流石に怒られそうなので辞めておこう。
言葉を失った様子の周平を横目で見ながら、ドラマの続きでも見ようとリモコンに手を伸ばした。
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。の(プロフ) - 一琉さん» こちらこそありがとうございました〜！！ (2月24日 5時) (
レス) id: d00c6ffc61 (このIDを非表示/違反報告)
一琉(プロフ) - 最高ですありがとうございます（ ; ; ）♡ (2月23日 23時) (レス) @page43 id: db6f4734de (このIDを非表示/違反報告)
。の(プロフ) - 一琉さん» B33くん了解しました！お待ちいただけると幸いです( т т ) (2月18日 0時) (レス) id: d00c6ffc61 (このIDを非表示/違反報告)
。の(プロフ) - がぎさん» B43くん、上手く書けているか不安だったので良かったです！ありがとうございます^.ˬ.^ (2月18日 0時) (レス) id: d00c6ffc61 (このIDを非表示/違反報告)
一琉(プロフ) - もしよろしければ杉澤龍くんのお話読みたいです！♡ (2月18日 0時) (レス) @page41 id: db6f4734de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：。の | 作成日時：2023年12月9日 17時
