B9｜白雪姫はキスを待っている ページ45
ふと目が覚め、チラッと時計を確認する。
長針はまだ真夜中を指していた。
ホットミルクでも飲もうかと体を動かすが、彼に抱きしめられていて全く動けない。
起こしてしまうのも悪いので、再び眠くなるのを待つことにした。
｢まつ毛なが、、｣
｢ほっぺもちもち、、｣
まじまじと彼の寝顔を見つめていると、形の良い唇に目がいく。
ふわふわとする頭を言い訳に、自身の唇を近づけてみる。
途端に恥ずかしさが押し寄せてきた私は、布団の中へと潜り込んだ。
目をぎゅっと瞑って眠りにつこうとしたその時
｢なんでそんな可愛いことすんの？｣
彼の掠れた声が頭に響き、くりくりとした瞳と目が合う。
｢起きてたの？｣
｢半分寝てた。｣
布団の隙間から彼の顔を見つめると、彼はどこか嬉しそうな表情を浮かべていた。
｢Aがそういうコトするから起きちゃった。｣
｢そういうコトって、、｣
へへっと笑う彼の逞しい体に軽く拳をぶつける。
｢ねね、もっかいしてよ。｣
｢ヤダ、恥ずかしいもん。｣
顔を埋めて誤魔化そうとするも、彼の大きな手に頬を包み込まれ、何度も顔中にキスをされる。
｢明日起きれなくなるよ。｣
｢ちゃんと起きるから大丈夫！｣
｢ほんとに？｣
根拠もないのに、自信満々に答える彼に思わず吹き出してしまった。
｢起きれたらAからのキスね。｣
｢ちゃんと起きてる時にしてもらうから。｣
よし！と意気込んだ彼は、再び私を強く抱きしめる。
あっという間に寝息を立て始めた彼の頭を撫でながら、私も目を閉じた。
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。の(プロフ) - 一琉さん» こちらこそありがとうございました〜！！ (2月24日 5時) (
レス) id: d00c6ffc61 (このIDを非表示/違反報告)
一琉(プロフ) - 最高ですありがとうございます（ ; ; ）♡ (2月23日 23時) (レス) @page43 id: db6f4734de (このIDを非表示/違反報告)
。の(プロフ) - 一琉さん» B33くん了解しました！お待ちいただけると幸いです( т т ) (2月18日 0時) (レス) id: d00c6ffc61 (このIDを非表示/違反報告)
。の(プロフ) - がぎさん» B43くん、上手く書けているか不安だったので良かったです！ありがとうございます^.ˬ.^ (2月18日 0時) (レス) id: d00c6ffc61 (このIDを非表示/違反報告)
一琉(プロフ) - もしよろしければ杉澤龍くんのお話読みたいです！♡ (2月18日 0時) (レス) @page41 id: db6f4734de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：。の | 作成日時：2023年12月9日 17時
