B33｜コンビニスイーツ買っちゃって ページ43
ガヤガヤとした話し声で賑わう会社の一室
とある企画のお疲れ様会として参加したはいいものの、思ったよりも酔いが回ってしまった。
(きもちわる、、)
盛り上がる雰囲気を壊す訳にはいかず、抜け出せずにいると、
｢俺、コンビニでおつまみ買ってきますね！｣
｢おー！酒ももう少し頼む！｣
｢部長、飲みすぎですよ〜｣
上司を相手に人懐っこく話しかける杉澤くん。
その性格に加え、新入社員とは思えない仕事っぷりを見せる彼は、会社の輪の中心人物だった。
後輩ながらに、彼のことを羨ましく思う。
｢A先輩も行きますよ。｣
｢、、え？｣
戸惑う私の手を引いて、杉澤くんは会社の部屋を後にする。
｢センパイ、体調悪いでしょ。｣
｢いっつも見てるから分かりますよ〜｣
エレベーターに乗り込むと、全てお見通しと言いたげな表情を浮かべる杉澤くん。
｢ごめんね、気を使わせちゃって。｣
｢俺が勝手にしたことだから、気にしないでください。｣
お酒と人付き合いによってボロボロになった心身に、杉澤くんの優しさが染みる。
｢みんな、悪酔いしすぎですよね。｣
｢最近忙しかったからねぇ。｣
会社のビルを出ると、ひんやりとした空気に体が包まれた。
澄み渡る夜空には月が光っている。
｢先輩、買い出しの前に少し時間潰しません？｣
杉澤くんの指が示す方向には、人の気配がない公園があった。
｢でも、皆待ってるんじゃ、、｣
｢盛り上がってるから気づきませんよ。｣
｢それに、A先輩と2人っきりになりたいです。｣
杉澤くんはそう言うと、私の手を握って歩き出した。
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。の(プロフ) - 一琉さん» こちらこそありがとうございました〜！！ (2月24日 5時) (
レス) id: d00c6ffc61 (このIDを非表示/違反報告)
一琉(プロフ) - 最高ですありがとうございます（ ; ; ）♡ (2月23日 23時) (レス) @page43 id: db6f4734de (このIDを非表示/違反報告)
。の(プロフ) - 一琉さん» B33くん了解しました！お待ちいただけると幸いです( т т ) (2月18日 0時) (レス) id: d00c6ffc61 (このIDを非表示/違反報告)
。の(プロフ) - がぎさん» B43くん、上手く書けているか不安だったので良かったです！ありがとうございます^.ˬ.^ (2月18日 0時) (レス) id: d00c6ffc61 (このIDを非表示/違反報告)
一琉(プロフ) - もしよろしければ杉澤龍くんのお話読みたいです！♡ (2月18日 0時) (レス) @page41 id: db6f4734de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：。の | 作成日時：2023年12月9日 17時
