B19｜1秒でいい こっち見て ページ32
美人が怒ると怖いと言うのは本当なんだなと、呑気に考える。
｢A、聞いとる？｣
｢聞いてる聞いてる！｣
｢じゃあ、なんで宮城のグッズがこんなにあるん？｣
宮城くんが好きだからです。
なんて言えない、口が裂けても言えない。
｢俺のグッズだと思ってたんだけどな〜｣
｢もちろん、泰輔のグッズもあるよ！！｣
｢俺のグッズも？？｣
静かに怒りを露わにする泰輔を前にして、私は言葉を詰まらせた。
オンラインショップから届いたグッズ達を泰輔に目撃され、その大半が宮城くんのグッズであることがバレて今に至る。
｢いや、最近、宮城くんいいなぁって、、、｣
｢ふーん。これ、去年のグッズやないの？｣
｢確か、期間限定で販売するって聞いてたけど。｣
ダメだ、抜け道が無さすぎる。
1番の関係者には勝てっこない。
｢宮城を応援するのはええけどさ、俺に隠さず応援して。｣
｢、、、応援していいの？｣
｢別にそこは怒らんよ、気にはするけど。｣
｢あいつを応援するな！って、鬼みたいな先輩でも彼氏でもないからな。｣
予想外れの返答に呆気に取られていると、泰輔はジーッと私の目を見つめてくる。
｢俺は、Aに隠し事をされてたことが嫌なの。｣
泰輔が自分の気持ちをしっかりと伝えてくれたことに感謝しつつ、隠し事をしたことに対してしっかりと反省をする。
｢ごめん。泰輔の気持ち考えられなくって、、。｣
｢俺の方こそ、嫌な圧かけてごめんな。｣
｢え、わざとだったの！？｣
｢降参して、話してくれるかなぁって思って｣
先程の冷酷な表情とは打って変わって、したり顔を浮かべる泰輔。
｢今度の試合、俺のユニフォームで来てな。｣
｢もちろん！泰輔グッズ沢山持ってく！｣
｢あの可愛い19ユニの子が俺の彼女って、宮城に自慢しよ〜｣
｢それは勘弁して、、｣
強く言い返すことの出来ない私に、泰輔は仕返しと言わんばかりの笑顔を浮かべていた。
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。の(プロフ) - 一琉さん» こちらこそありがとうございました〜！！ (2月24日 5時) (
レス) id: d00c6ffc61 (このIDを非表示/違反報告)
一琉(プロフ) - 最高ですありがとうございます（ ; ; ）♡ (2月23日 23時) (レス) @page43 id: db6f4734de (このIDを非表示/違反報告)
。の(プロフ) - 一琉さん» B33くん了解しました！お待ちいただけると幸いです( т т ) (2月18日 0時) (レス) id: d00c6ffc61 (このIDを非表示/違反報告)
。の(プロフ) - がぎさん» B43くん、上手く書けているか不安だったので良かったです！ありがとうございます^.ˬ.^ (2月18日 0時) (レス) id: d00c6ffc61 (このIDを非表示/違反報告)
一琉(プロフ) - もしよろしければ杉澤龍くんのお話読みたいです！♡ (2月18日 0時) (レス) @page41 id: db6f4734de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：。の | 作成日時：2023年12月9日 17時
