B1|不器用すぎる僕を笑ってね ページ26
「すいません!生1つ!」
空になったグラスをドンッとテーブルに置き、新しいビールを注文する彼女。
「飲みすぎやろ、吐いても知らんからな」
「周平、ちょっとは優しくしてくれても良くない!?」
【彼氏に浮気をされた】
それが彼女をプリプリと怒らせる原因だった。
男運がない彼女に少し同情してしまう。
「突然の呼び出しに付き合ってる時点で、十分優しいやろ」
「今の私には優しさが足りないの」
そう言い放ち、彼女はおつまみの枝豆を口に入れる。
幼なじみとして彼女の隣にずっと居て、ずっと好きで。
でも、彼女にとって、俺は良き理解者でしかない。
「これで3連敗目?」
「わざわざ言わないでよ」
「私の王子様どこ〜、、」と嘆く彼女
「じゃあさ、」
「俺にすればいいやん」
気づいた頃には口に出していた。
「王子様ってキャラやないけどさ、」
「ずっとAのこと好きやし、1番Aのこと知ってるし」
今まで貯めていた彼女への想いを、全て吐き出す。
「ほんとに言ってる、?」
「嘘ついとるように見える?」
「本気やから」と彼女に言い放ち、俺は彼女が頼んだビールを喉に流し込む。
「あ、それ私の!」
「酔ってて覚えてませ〜ん、とかなしやからな」
彼女の手を握り、さらに外堀を埋める。
動揺する彼女をじっと見つめて返事を待った。
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。の(プロフ) - 一琉さん» こちらこそありがとうございました〜!! (2月24日 5時) (レス) id: d00c6ffc61 (このIDを非表示/違反報告)
一琉(プロフ) - 最高ですありがとうございます( ; ; )♡ (2月23日 23時) (レス) @page43 id: db6f4734de (このIDを非表示/違反報告)
。の(プロフ) - 一琉さん» B33くん了解しました!お待ちいただけると幸いです( т т ) (2月18日 0時) (レス) id: d00c6ffc61 (このIDを非表示/違反報告)
。の(プロフ) - がぎさん» B43くん、上手く書けているか不安だったので良かったです!ありがとうございます^.ˬ.^ (2月18日 0時) (レス) id: d00c6ffc61 (このIDを非表示/違反報告)
一琉(プロフ) - もしよろしければ杉澤龍くんのお話読みたいです!♡ (2月18日 0時) (レス) @page41 id: db6f4734de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:。の | 作成日時:2023年12月9日 17時