検索窓
今日:156 hit、昨日:133 hit、合計:139,198 hit

B1|不器用すぎる僕を笑ってね ページ26

「すいません!生1つ!」





空になったグラスをドンッとテーブルに置き、新しいビールを注文する彼女。






「飲みすぎやろ、吐いても知らんからな」



「周平、ちょっとは優しくしてくれても良くない!?」






【彼氏に浮気をされた】



それが彼女をプリプリと怒らせる原因だった。



男運がない彼女に少し同情してしまう。






「突然の呼び出しに付き合ってる時点で、十分優しいやろ」



「今の私には優しさが足りないの」





そう言い放ち、彼女はおつまみの枝豆を口に入れる。






幼なじみとして彼女の隣にずっと居て、ずっと好きで。



でも、彼女にとって、俺は良き理解者でしかない。






「これで3連敗目?」



「わざわざ言わないでよ」






「私の王子様どこ〜、、」と嘆く彼女






「じゃあさ、」


「俺にすればいいやん」






気づいた頃には口に出していた。






「王子様ってキャラやないけどさ、」



「ずっとAのこと好きやし、1番Aのこと知ってるし」






今まで貯めていた彼女への想いを、全て吐き出す。






「ほんとに言ってる、?」



「嘘ついとるように見える?」






「本気やから」と彼女に言い放ち、俺は彼女が頼んだビールを喉に流し込む。





「あ、それ私の!」



「酔ってて覚えてませ〜ん、とかなしやからな」





彼女の手を握り、さらに外堀を埋める。



動揺する彼女をじっと見つめて返事を待った。






_____________
リクエストありがとうございました!

B14|悪いオオカミに噛まれた→←_



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (105 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
494人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

。の(プロフ) - 一琉さん» こちらこそありがとうございました〜!! (2月24日 5時) (レス) id: d00c6ffc61 (このIDを非表示/違反報告)
一琉(プロフ) - 最高ですありがとうございます( ; ; )♡ (2月23日 23時) (レス) @page43 id: db6f4734de (このIDを非表示/違反報告)
。の(プロフ) - 一琉さん» B33くん了解しました!お待ちいただけると幸いです( т т ) (2月18日 0時) (レス) id: d00c6ffc61 (このIDを非表示/違反報告)
。の(プロフ) - がぎさん» B43くん、上手く書けているか不安だったので良かったです!ありがとうございます^.ˬ.^ (2月18日 0時) (レス) id: d00c6ffc61 (このIDを非表示/違反報告)
一琉(プロフ) - もしよろしければ杉澤龍くんのお話読みたいです!♡ (2月18日 0時) (レス) @page41 id: db6f4734de (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:。の | 作成日時:2023年12月9日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。