恋煩い

＿ ページ16

少し肌寒くて目が覚めた。





「、、可愛いなぁ」





腕の中で眠るAに軽くキスをして、起こさないようにベッドから出る。





ベッド横にあるサイドテーブルの引き出しから箱を取り出して、すやすやと眠っているAの左手の薬指にソレをはめた。





「よし、！」





本当はもっときちんとした形でプロポーズしたかったけど、これはこれで良いかもしれない。





昨日、浮かない顔をしているAを放っておけず、無理やり問い詰めた。





不安にさせてしまっていたことに反省する気持ちと共に、お互い様だったんだなと思う。






「Aは俺の事好き？」





同い年の方がお似合いかな、Aと話してた人かっこいいな、





俺も不安にならない訳では無い。





ベッドに再び横になって、Aの左手を握りながら寝顔を見つめる。





指輪を見た時、Aはどんな反応をしてくれるかな。





寝ぼけてしばらく気づかないかな。それとも、慌てふためいた様子で叩き起されるかな。





黙々と考えながら、Aをぎゅっと抱き締め、目を瞑った。








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リクエストありがとうございました！


背番号表記について色々悩みましたが、シーズンが開幕するまでは移籍組もBs表記にしたいと思います。

開幕戦前にはいそいそと変更しておきますね。


ご理解頂けると有難いです。

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