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「… ねぇ、黙ってたら分かんないよ。
私たち、さっきまで普通にデートして、会話して、いつも通り過ごしてたでしょ？
なのに… なんで、どうしていきなり、」
Aの目が潤んで、声が震えた。
なぁ、お願いだから泣くなよ。
お前の泣き顔なんて、見たくないのに。
最後くらい、笑ってほしいのに。
「私のこと、嫌いになったの…？」
Aを嫌いに、なるなんて。
俺はこんなにAを愛してるのに。
泣いているAを抱き締めてやれないことが、どれだけ辛くて、苦しいか。
「悪いところがあったなら、直すから…
チャニョルを傷つけたなら、謝るから… だから、だから… 別れるなんて、言わないで… 」
A、ごめん。
俺は愛した女一人幸せにすることが出来なくて、お前のもとを去っていく卑怯な男なんだ。
悔しいけど、これがお前にしてやれる最後のことだから。
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りお(プロフ) - 思わず涙が出ました。私は悲しいというか、バットエンド？のような切ないお話が凄く好きなので良かったです。私は読んで本当に良かったと思うものだけ評価を付けるだけでコメントはしないのですが、あまりに良かったので初めてのコメントをさせて頂きました。 (2015年8月25日 3時) (
レス) id: 3ed97010b3 (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - 泣きました。ちゃにょるにとって大事な決断だったのですね..。こういう話は大好きです。感動ものありがとうございました。もし、私の彼がこうなったらどうなるのだろうかなど沢山考えました。。k改めて人というものをしれたと思います。ありがとうございました。 (2015年8月24日 19時) (レス) id: 66b8bc1940 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：pino | 作成日時：2015年8月24日 16時
