検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:33,478 hit

3話 ページ4

涼介side



涼「あのー、侑李先生に呼ばれているんですが。」


看「ああ、聞いてますよ。
熱を測ってお待ちください。」



さすがというか、なんというか笑


丁寧に対応してもらったあと、大人しく座って体温を測る。

こんな姿、俺を医者だと知ってる人が見たら情けないよな。




pipi




涼「すいません。測れました。」


看「はい、じゃあもう少し座ってお待ちください。」



それから少しして、


看「薮さん、3診へどうぞ。」




ガラガラ



侑「はーい。じゃあ座って。」

涼「はい。」




侑「それで?次の休みはいつ?」

涼「え?」

パソコンの方を向いている侑李から思いがけない言葉が出た。



侑「どうせ僕が休めって言っても休まないだろうし、ていうか休めないだろうし?」


こちらを向いた侑李が呆れたような諦めたような表情をする。




涼「ん…ごめん。」


侑「悪いと思ってるなら早く次の休日言って。その日まで取り敢えず鎮痛剤出しておくから。」


涼「ありがとう。」


侑「まあこれが僕の仕事だからね。」




俺のわがままを聞いてくれる侑李には頭が上がらないな。




侑「帰ったらもう一回診るからね。それと悪化してたらどんな重要な用事があっても絶対休ませるから。」


涼「それは嫌だ!!」



「休ませる」という言葉に反応してしまった。



侑「涼介。」

侑李の真剣な声音に圧される。
それでも、


涼「…ぃゃ……。」



侑「別に悪化しなかったら休ませることはないんだから。わかる?」






涼「………分かる。」




分かるけど…

4話→←2話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (77 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
417人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 山田涼介 , 病系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さんプー(プロフ) - 頑張ってください!前回から見てます!!たのしみにしてまっする!! (2018年3月19日 14時) (レス) id: 25b089a651 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紫苑 | 作成日時:2018年3月18日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。