検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:33,475 hit

13話 ページ14

涼介side



涼「ねえ、本当に一緒に入るの?」


慧「そうだけどー?」


涼「ふーん……。」



本当に脱衣所まで2人で来てしまった。
お風呂が唯一、一人になれる瞬間なのに。



涼「ごめんね。」



せっかくの時間を壊してしまったような気がして、申し訳なくなって謝った。



慧「なにが?」


涼「せっかくゆっくりできるのに…俺のせいで。」


慧「何言ってんの。俺が一緒に入りたかったのー。
  もう、そんな顔しない!」



そう慧兄さんに言われて顔を覗かれる。



慧「何も心配しなくて大丈夫。
  もし何かあっても助けてあげるから…ね?」



顔を手で挟まれて目を合わせられた。



涼「…うん。」



見透かされていた。
やっぱり不安なことに変わりはないから。

今までとはやっぱり何か違う。
さっきの和室での兄さん達の顔を見て、すこし分かってしまった。


それでも慧兄さんの顔を見たらすこし不安がなくなった。



慧「さっ、お風呂入ろ?
  俺がいるから湯舟に浸かってもいいよ?」


涼「ありがと。」



また、自分と向き合わないといけない時が迫ってきているんだ……

薄々とそれを感じながら俺はお風呂に入った。

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←12話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (77 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
417人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 山田涼介 , 病系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さんプー(プロフ) - 頑張ってください!前回から見てます!!たのしみにしてまっする!! (2018年3月19日 14時) (レス) id: 25b089a651 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紫苑 | 作成日時:2018年3月18日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。