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SEVENTEENのデビューと私たちのカムバックが被ったのは、本当に偶然の話だった。私たちの正規一集の活動２週目にSEVENTEENがデビューする。「運命かもしれない！」と興奮気味に話すミンギュを軽くあしらいはしたが、本当に運命かもと思ったのは内緒である。
『明日絶対楽屋から出ないで！みんなで挨拶に行くから絶対出ないで！』
とミンギュが何度も言っていたがさすがにそういうわけにもいかず、ジウオンニとユンソと共に他の先輩歌手の元に挨拶に向かう。
「だめだ、また視力落ちたかも...」
少しぼやける視界を鬱陶しく思いながらそう言うと、ユンソが「え、また？」と心配そうな声を上げた。
「あんた今日メガネは？」
「楽屋に一応ある」
「本番は仕方ないけど、それ以外はメガネかけたほうがいいわよ」
「やっぱそうだよね。ほんと今ぼやっとしてるから...」
眉間をぐいぐい押してくるユンソの手を払いのけながら楽屋へと戻る。
「そういや今日あんたの友達のグループ挨拶来るって言ってたっけ？」
「うん」
「ちょっとお手洗い行ってくるけどいいわよね？」
「大丈夫だと思う」
「あ、オンニ！私も行く！」
「万が一来てもどうにか対応しといてちょうだい」
そう言うとジウオンニとユンソは楽屋を出て行ってしまった。とりあえず一旦コンタクトを外してメガネを探す。SEVENTEENって１３人だっけ...さすがにそんな大人数に一人は緊張するなぁ...ミンギュ今は来ないで。鞄の中を手探りで掻き回しながら考えていたそんな願いも虚しく、ガヤガヤと大人数の声が聞こえたと思ったらノックと続けて男性の声が聞こえる。
「失礼します！今大丈夫ですか？」
「あ。は、はい、どうぞ」
慌ててメガネを探すがこんなときに限って見つからない。そうこうしている間にドアが開き、ぞろぞろと人が入ってくるのがわかった。コンタクト取らなきゃよかった。まったく判別できない彼らの顔をどうにか判別しようと目を凝らすと、緊張感が走るのがわかった。
「失礼しま...す、すみません！」
誰かが謝るのが聞こえて、頭の中がハテナでいっぱいになる。
「ヒョーン、そこで止まらないでよ！みんな入りきってないから！」
ドアの向こうから別の声が聞こえる。言われてみればドアの前で数人だけが入ってきたまま歩みを止めている。
「あの、」
「は、はい！」
ビビったような声が聞こえてやっと理解する。やばい。私、多分今すごく目つき悪いかもしれない。
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けーぽらぶ(プロフ) - 夜明けのパンセ楽しく読ませてもらっています!!更新頑張ってください!!ｵﾁがジェヒョンだととっても嬉しいです(←私事 (2018年5月13日 10時) (
レス) id: 9254041074 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - momoさん» ペンだなんて…！嬉しいお言葉ありがとうございます；；このごろ時間ができたのでできる限り更新しようと思いこんな感じになっています(笑) パンセ３もまたよろしくお願いします(^^) (2017年9月5日 21時) (レス) id: 73e1005785 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - サミさん» コメントありがとうございます！やっとここまで追いつきました(笑)もう少しNCTも出せるようにしたいです… (2017年9月5日 21時) (レス) id: 73e1005785 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - この頃たくさん更新が続いていて、朔さんペン＋夜明けのパンセペンとしてはとても嬉しいです…！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 更新頑張ってください！！また１から読み直してニヤニヤして来ます！笑 (2017年9月5日 14時) (レス) id: 24b0e028a7 (このIDを非表示/違反報告)
サミ(プロフ) - 最近更新多くて嬉しいです！NCTデビュー！他メンバーも出てくるの期待します！ (2017年9月5日 1時) (レス) id: cb3d8806c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔
| 作成日時：2017年3月5日 1時
