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「あ！サラさん！こっち来て！」
楽屋へ戻る道を急いでいると名前を呼ばれる。振り向くとスンチョルとジョンハン、そしてジスが大きく手を振っていた。その前にはカメラ。どうやらバックステージのカメラらしい。
「ファンの方たちは何故かご存知なのですが、実は最近僕たち９５会を結成したんです」
カメラに向かって丁寧に説明しているスンチョルを見ながら３人のもとに近づくと、ジョンハンが「忙しくなかった？」と小声で聞いてきたので大丈夫だと伝えておく。私たちのリパッケージアルバムの活動は来週で終わるが、SEVENTEENの2ndミニアルバムの活動は今週からだ。
「髪染めたの？」
「言っとくけどお前の真似じゃないからな」
金髪になったジョンハンは、今の私の髪型とそっくりだった。言っておくが合わせたわけではない。
「そんなんだから双子って言われるんだよ」
ジスがくすくすと笑いながら私とジョンハンを指差した。
「そんなに似てるか？」
「実際そこまでじゃない？」
「Aとジョンハンは雰囲気が似てるかも。性格とか。僕はそう思ってたけど」
「あぁ〜確かにそうかも」
「まぁそれは言えてるかもな」
「それにしても本当に二人とも金髪合わせたわけじゃないの？」
「そう、偶然。私もびっくりして」
「俺も」
「ちょっとそこ！俺を仲間外れにしやがって！」
ずっとカメラに向かって話していたであろうスンチョルが突然大声をあげて私たちのもとに割り込んできた。
「あれ？スンチョルいたんだ」
「ごめん、すっかり忘れてた」
「うるさい人がいるなぁとは思ってたけど」
からかおうと思って私が言えばジスとジョンハンもあとに続く。きっと今頃３人とも同じような顔をしているに違いない。
「あ〜ほんと...見ましたか皆さん！こういう奴らなんです！ファンの方たちがサイン会で僕に言いました。『スンチョラ、９５会は学校の同級生みたいで楽しいでしょう？』って。学校の同級生？違います。３人の悪魔と被害者です！」
シクシクと大袈裟に泣き真似をするスンチョルを見て口角を上げれば、横からジスが「すごく悪い顔してるよ」と耳打ちしてくる。
「そういうジスこそ」
「僕？そんなわけ...見て、ジョンハンの顔」
「え、やばいね。あれが悪魔」
「今俺の悪口言ったろイ・A」
「言ってない言ってない」
「Aがジョンハンが一番悪魔だって」
「ちょっとジス、」
「おいお前ら！だから俺を仲間外れにするなよ！！」
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けーぽらぶ(プロフ) - 夜明けのパンセ楽しく読ませてもらっています!!更新頑張ってください!!ｵﾁがジェヒョンだととっても嬉しいです(←私事 (2018年5月13日 10時) (
レス) id: 9254041074 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - momoさん» ペンだなんて…！嬉しいお言葉ありがとうございます；；このごろ時間ができたのでできる限り更新しようと思いこんな感じになっています(笑) パンセ３もまたよろしくお願いします(^^) (2017年9月5日 21時) (レス) id: 73e1005785 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - サミさん» コメントありがとうございます！やっとここまで追いつきました(笑)もう少しNCTも出せるようにしたいです… (2017年9月5日 21時) (レス) id: 73e1005785 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - この頃たくさん更新が続いていて、朔さんペン＋夜明けのパンセペンとしてはとても嬉しいです…！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 更新頑張ってください！！また１から読み直してニヤニヤして来ます！笑 (2017年9月5日 14時) (レス) id: 24b0e028a7 (このIDを非表示/違反報告)
サミ(プロフ) - 最近更新多くて嬉しいです！NCTデビュー！他メンバーも出てくるの期待します！ (2017年9月5日 1時) (レス) id: cb3d8806c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔
| 作成日時：2017年3月5日 1時
