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マネージャーのオッパがニヤニヤしながら私のスマホを差し出してきたのは、ジウオンニとのVライブを配信しているときだった。ユンソは個人スケジュールでいないので、今日は二人だけでライブ配信になる。前の私たちには考えられない状況だなぁとぼんやり考えていたら、私のスマホが出てきたのだ。
「え？私？」
小声で聞き返すと、マネージャーオッパは何度も頷いたあと、早く受け取れと言わんばかりにスマホを押し付けてきた。
「サラさんに今、緊急の連絡が入ったようです。サラさんが確認してる間、スウィーティーのみなさんは私とお話ししましょうね」
「すみませんちょっと待っててくださいね」
画面に向かってそう言ってから私はスマホを受け取って席を立つ。通知を確認するとスングァンからだった。「そいつも今、誕生日のVライブ配信してるらしい」とマネージャーオッパが言った。
「ジウオンニにしばらく任せても大丈夫ですか？」
「大丈夫だからお前こっちに呼んだんだろ。それに話題にもなるしな」
そう言いながら悪人ヅラをしているマネージャーオッパは放っておいて、"電話してもいい？"というメッセージに返信をする。すると着信はすぐに来た。
『もしもしヌナ！』
「スングァナ、元気にしてた？もうご飯は食べたの？」
『食べたよ。今Vライブしてるんだけど、今年もチキンありがとうって伝えようと思って、サプライズ電話！ていうことでヌナ、一応挨拶して』
「こんにちは。Chocolateのサラです」
『ヌナ、今年のチキンなんか量が多いね』
「ウリエギがすごく痩せたから心配で...」
『自分の意志でダイエットしたんだよ！』
「嘘だよ。この前コンサート来てくれたしそのお礼も兼ねて、みんながたらふく食べれる量にしたつもりなんだけど、足りた？」
『ほんとAヌナって最高！良いヌナだよ。向こうでバーノンが一言も話さずに食べ続けてるよ』
「スングァンも早く食べてね」
『うんわかった。ありがとうヌナ。もう切るね』
「ウリエギ誕生日おめでとう〜私に出会ってくれてありがとう。じゃあね」
短い電話だったけれど、すごく幸せな気分になっていた。久しぶりにスングァンと電話で話した気がする。私もチキン食べたいなぁなんて思いながらジウオンニの元に戻ると、ジトッとした視線が飛んでくる。
「私を放っておいて別の人と電話をしていたサラさんおかえり」
私とスングァンの電話を、ファンがコメントでオンニに伝えていたと知るのはこの数秒後の話だ。
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けーぽらぶ(プロフ) - 夜明けのパンセ楽しく読ませてもらっています!!更新頑張ってください!!ｵﾁがジェヒョンだととっても嬉しいです(←私事 (2018年5月13日 10時) (
レス) id: 9254041074 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - momoさん» ペンだなんて…！嬉しいお言葉ありがとうございます；；このごろ時間ができたのでできる限り更新しようと思いこんな感じになっています(笑) パンセ３もまたよろしくお願いします(^^) (2017年9月5日 21時) (レス) id: 73e1005785 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - サミさん» コメントありがとうございます！やっとここまで追いつきました(笑)もう少しNCTも出せるようにしたいです… (2017年9月5日 21時) (レス) id: 73e1005785 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - この頃たくさん更新が続いていて、朔さんペン＋夜明けのパンセペンとしてはとても嬉しいです…！(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 更新頑張ってください！！また１から読み直してニヤニヤして来ます！笑 (2017年9月5日 14時) (レス) id: 24b0e028a7 (このIDを非表示/違反報告)
サミ(プロフ) - 最近更新多くて嬉しいです！NCTデビュー！他メンバーも出てくるの期待します！ (2017年9月5日 1時) (レス) id: cb3d8806c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔
| 作成日時：2017年3月5日 1時
