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「ごめんねヌナ、あーほんとこのあとヌナとご飯食べに行きたかった！ていうかそういう予定だったんだけど、練習が入って」
「仕方ないよ。今度行こうよ」
「うん、本当にごめんね！まじでなんで今日に限って...ほんとヌナ何回も言うけどおめでとう！大好き！」
マークは本当に残念そうに早口でそう言うと、慌ただしく帰って行った。それと入れ替わりにミンギュとスングァンが教室に入ってきて、教室が少し騒がしくなる。
「ヌナ、今の弟？」
「そうそう。ていうか二人とも今日時間大丈夫なの？」
「ヌナの卒業式だよ？来ないわけにいかないでしょ。全然会えてなかったし！」
「私もスングァンに会いたかったよ」
「あ〜ヌナってばほんと...」
「ミンギュに会いたかったっていうのは言ってくれないの！？」
「ミンギュにも会いたかったよ、もちろん。当たり前じゃん」
少し会わない間に、ミンギュは少し背が高くなっているし、スングァンは髪が伸びた。
「あ、そういえば二人とも知ってる？キム先生学校辞めたって」
「えっ！初耳だよ！」
「なんか問題起こして辞めたらしいよ」
「えー俺が録音した音声使い道なくなったじゃん」
「ほんとだね。あれどうする？」
「持っててももう意味ないしなぁ」
考えた末、全裸発言事件の音声は残しておくことになった。持っていても意味がないのだが、なんとなく三人とも消すのを渋ったためである。
「なんか、思い出が一つ消えるみたいじゃない？」
「それだ」
「ヌナ、僕もそれが言いたかった」
「よし、じゃあ消すのやめよう」
初めて二人と会った日を思い出す。あの日からまだ一年も経っていないはずなのに、もう随分前のような気がした。
「本当に寂しくなるね」
「だよね、僕らも学校にAヌナがいないと思うと寂しい」
「でもさ、俺ら今一生懸命練習してるからさ」
「わかってるよ。ちゃんと待ってるから」
「ヌナ、本当に僕らヌナに会えてよかったよ」
「俺らAヌナのおかげでもっと頑張ろうって思えたもん」
「デビューおめでとう、Aヌナ」
そう言うと、二人は嬉しそうに笑った。心が温かくなって、自然と頬が緩む。本当に二人がいなかったら、こんなにも幸せな気持ちで卒業することはできなかっただろう。
「二人とも本当にありがとう」
「こちらこそ、ありがとう。ヌナと一緒にいるの本当に楽しかったよ」
「ヌナ、僕らがデビューしても仲良くしてよね？」
「当たり前じゃん」
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美花(プロフ) - 占ツクで出会った作品の中で一番大好きな作品！何度も1から読み返してます(笑)忙しいと思いますがたくさんの読者様が待っていると思うので更新頑張って下さい！楽しみにしてます＼(^^)／ (2019年11月17日 22時) (
レス) id: 0f98af2827 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - コメントありがとうございます。主人公やメンバーたちもしっかり書きたいと思って書いてるので、そう言っていただけて本当に嬉しいです！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2017年3月3日 2時) (レス) id: 73e1005785 (このIDを非表示/違反報告)
日(プロフ) - 面白すぎてニヤニヤしながら読んでました！すっかり主人公ちゃんペンに染まりました＼(^^)／更新楽しみに待ってます！ (2017年3月1日 17時) (レス) id: 44c4a20251 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - モカさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです。頑張ってどんどん更新しますのでこれからもよろしくお願いします！ (2017年2月28日 18時) (レス) id: 73e1005785 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - 弟マークが可愛いです！ NCTの小説の中で一番好きです！ (2017年2月28日 10時) (レス) id: bb5a902697 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔
| 作成日時：2017年2月21日 11時
