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「イ・A〜お前の理想の男性芸能人が来たぞ〜」
「イ・A〜お前に選ばれなかった男性芸能人が来たぞ〜」
そう言いながら楽屋に入ってきたのはベッキョンオッパとジョンデオッパだった。楽屋には私しかいなくて、二人はキョロキョロしながら私の両隣を陣取る。
「他の二人は？」
「今日は一日特別MCだからステージのほう行ってる。残念だねベッキョンオッパ、ジウオンニに会えなくて」
「うるさいぞ」
「オッパたちこそなんでここにいるの？」
「隣のスタジオで収録だったんだけど、ベッキョンがAに会いたいって」
「ジョンデもうるさいぞ」
私も会いたいと思ってたところ、と言うと二人は嬉しそうに肩を叩いてきた。この人たちは力加減ってものを知らない。肩外れるかと思った。
「ていうかお前どういうことだよあれ」
「どれ」
「ベッキョンは自分がAの理想の男性芸能人に選ばれなくて拗ねてるんだよ」
「実際俺のこと思い出したけどリアルすぎてジョンデにしたんだろ？なぁそうなんだろ？」
「オッパは逆になんで選ばれたいの」
「そりゃお前、Chocolateのサラといえば今注目のミステリアスアイドルだぞ？そんなヤツに選ばれてみろ...ベッキョンオッパすごい！かっこいい！ってなるだろ」
「絶対ならないよ」と否定すると、ベッキョンオッパは悔しそうな顔をしてソファーに体を沈めた。
「あ、拗ねた」
「お前はいいよな、Aの理想の男性芸能人に選ばれて」
「正直僕もびっくりしたよ。本当に最初に僕のこと思い出したの？」
「あーいや、」
「ほら見ろジョンデ。お前じゃないって言っただろ」
本当は真っ先にミンギュとジェヒョンのことを思い出した。ただ、私が今は恋愛のことなんて頭に無いから二人のことは弟だと思っているけれど、正直自分のタイプはああいう男性であることは自覚していた。誰にも言ったことはないし、言う気もないけれど。
「何人か思い出した友達がいるんだけど、まだデビューしてないから」
「出たよ年下キラー」
「私、子供好きなんだよね」
「俺も子供みたいなもんだろ？少年の心を忘れてないし顔だってお前お得意の赤ちゃんみたいだろ？」
「自分で言っちゃうんだそれ」
ぶりっ子みたいなポーズをしているベッキョンオッパを鼻で笑って、ジョンデオッパは「そろそろ行くね」と言った。本当にこの人たちは何をしに来たんだろう。
「お前次理想のタイプ聞かれたら絶対ベッキョンって言えよ！」
「やだよ」
「くそっ！」
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美花(プロフ) - 占ツクで出会った作品の中で一番大好きな作品！何度も1から読み返してます(笑)忙しいと思いますがたくさんの読者様が待っていると思うので更新頑張って下さい！楽しみにしてます＼(^^)／ (2019年11月17日 22時) (
レス) id: 0f98af2827 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - コメントありがとうございます。主人公やメンバーたちもしっかり書きたいと思って書いてるので、そう言っていただけて本当に嬉しいです！これからも頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2017年3月3日 2時) (レス) id: 73e1005785 (このIDを非表示/違反報告)
日(プロフ) - 面白すぎてニヤニヤしながら読んでました！すっかり主人公ちゃんペンに染まりました＼(^^)／更新楽しみに待ってます！ (2017年3月1日 17時) (レス) id: 44c4a20251 (このIDを非表示/違反報告)
朔(プロフ) - モカさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです。頑張ってどんどん更新しますのでこれからもよろしくお願いします！ (2017年2月28日 18時) (レス) id: 73e1005785 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - 弟マークが可愛いです！ NCTの小説の中で一番好きです！ (2017年2月28日 10時) (レス) id: bb5a902697 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔
| 作成日時：2017年2月21日 11時
