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ページ19

やられてしまった男は大きな鳥に食べられ周りの顔はみんな引き攣る




「自然の掟とはいエグいもんだぜ…。」




「やはりあの男も人面ザル。」




わー、音がエグいね




「私を偽物扱いして受験者を混乱させ、何人か連れ去ろうとしたのでしょうね。」




油断も隙もないね




「油断も隙もないな。」




「うん。」




あらキルア、同じこと思ったのね




「こうした命懸けの騙し合いが日夜行われているのです。現に何人かは騙されかけて私を疑ったんじゃありませんか?」




疑ってました後ろの人が

ほら、笑ってるもん




「よろしいですか?この先、ヌメーレ湿原の中は霧が深く1度この私を見失うとまず、2次試験会場へ辿り着くことはできないでしょう。ご注意を。では参りますよ、ついてきてください。」




サトツさんからの説明が終わり、みんなはまた一斉に走り出した

ボクは今度はゴンとキルアと一緒に走ることにした


うぇ、さっきに比べてちょっと走りづらい


少し走ると後ろから感じる数人の殺気

それとヒソカのこれは…殺気




「ゴン、A、もっと前に行こう。」




「…?うん、試験管を見失うといけないもんね。」




「そんなことより、ヒソカから離れた方がいい。」




キルアも気づいたのかな

わかる人にはやっぱりわかるんだね




「あいつのそばにいるとやばいぜ。ニオイでわかる。」




ニオイか…

なんか、名探偵〇ナンの灰〇哀ちゃんみたいなこと言うね




「ニオイ?」




ゴンはクンクンと匂いを嗅ぐ

違う、そういうニオイじゃないよゴン




「ふーん。匂わないと思うけど。
…レオリオー!クラピカー!キルアが前の方に来てた方がいいってさぁ!」




「なっ、緊張感のないやつだなぁ。」




あはは…ホントにね

でも、まだ知り合ってそんなに時間は経ってないけどゴンらしいってのはわかる




「ドアホー!行けるもんならとっくに行ってるわぁーぃ!!」




「構わず先に行けっ!」




これだけの濃い霧の中だと下手に前の方に行ったり後ろの方に行ったりってすると逆に迷っちゃうよね




「えぇ〜!」




「行くぞゴン!Aも。」




…ボクはついでか!?


そう心でツッコミながら、そそくさ先に行くキルアを追う

ゴンも「待って」と言いながら追いかけてくる


前の人たちを見失わないように走るボク達

だんだん霧の濃さに人のシルエットしか見えなくなってくる


そして四方八方から聞こえ始める悲鳴

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設定タグ:HUNTER×HUNTER , キルア   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:りんご | 作成日時:2022年9月8日 4時

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