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年齢詐欺だ…! ページ13

「ゴン…?」




ボクが声をかけても動かず、ずっと友人さんを見るゴン


…きっと信頼されてるんだなぁ、あの友人さんはゴンに


そんなことを思いながらボクもゴンの友人さんを見る

すると「っざけんなよ」と小さく彼の声が聞こえてくる




「絶対ハンターになったるんじゃあぁぁぁーっ!!クソったれぇぇぁぁぁーっ!!」




そう叫んで全速力でボク達の横を通り過ぎていく友人さん

根性ってやっぱりすごいなぁ


そんな彼を見て満足そうなゴン

ボクもそんなゴンを見て満足になる


ゴンは先程まで友人さんがいた方向に向くとカバンに入れていた釣竿を取り出す




「よっ!」




竿を振ると友人さんのカバンに引っ掛け、こっちに引き寄せる




「っとぉ!」




引き寄せたカバンをキャッチしてボクとキルアに見せる




「「カッコイイっ!」」




「後で俺にもやらせてよ。」




「スケボー貸してくれたらね!」




「ふふっ。」










こうしてボク達はまた走り出す

数十人の受験者を抜かすと地下を抜ける階段が見えてきた




「ゴン、A、誰が1番にゴールするか競争しないか?」




「いいよ!勝った人はふたりからご飯1回奢りね!」




「じゃあ、ボクはふたりの審判をするよ!」




ボクがそう言うとキルアは不満そうな顔をする




「なんだよ、つまんねぇな。まぁいいか。よぉし、乗った!」




「位置について…。」




「「「よぉーい、ドンッ!!」」」




ボク達は一斉にスピードを上げる


…後ろから見守ろうかな


階段に差し掛かり、ここからは登りが続く

脱落者が増えてきそうだなぁ


ボクも気をつけよう…

絶対に落ちるとかありえないけど



しばらくふたりを見守りながら走っているとさっきのゴンの友人さんが「金だぁ!!」と叫んでいた

その横には金髪のお兄さん




「お先にクラピカ!」




「オッサン、先行くぜ!」




ふたりが彼らの横に並ぶとそう言う


ボクここで友人さん達と一緒に走ろうかな

ゴンの友人さんだもん、悪い人なわけないし仲良くなりたい


そんなことを考えていると友人さんから衝撃な言葉が




「オッサンじゃねぇ!俺はまだお前らと同じ10代だっ!」




「えっ!?」




「ウソッ!?」




う、うそ…

シャルやフェイタンの方が若く見える


ゴンとキルアは驚きを口に出し、金髪のお兄さんも驚いた顔をしている

きっとカリカリしすぎなんだよ

優しいふたり→←ゴンとの出会い



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設定タグ:HUNTER×HUNTER , キルア   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:りんご | 作成日時:2022年9月8日 4時

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