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増えていく二人の思い出 ページ19
かき氷を無事に買い終え、
人通りの少ない場所で食べることにした。
(あっ、この画....)
Aがかき氷を持ちニッコリする姿は...
夢にみた光景だ。
俺の夢が叶ったんだとすごく嬉しくなった。
この先もずっとこの瞬間を記憶に残したくて..
思わず携帯でAの写真を撮る。
『ん?!今、撮った?』
「うん。」
『不意打ちだったから絶対変な顔してるよー。』
本人は知らないと思うけど、どんな時でもお前は可愛いんだぞ。
.
.
『風磨と写真撮りたい。』
「おう撮ろうぜ。」
二人で買ったかき氷を持って、一緒に写真を撮った。
お互いの携帯にどんどん二人の思い出が増えて行く。
.
.
いよいよ花火も打ちあがり始める。
正直、人が多いため座ってゆっくり見ることはできず立ち見だけど、
そんなんどうでもいい。
隣にAが居てくれるだけで幸せだし。
『うわぁ、綺麗。あっ、今のも綺麗!!!』
Aは花火が上がる度に新鮮なリアクションで楽しんでいる。
そんな彼女を後ろから抱き寄せた。
「ほら、あんま上ばっか見てるとはぐれるぞ。」
なんて言いつつも、
Aを独占したくてついついまた自分の腕の中におさめる。
こういうのが独占欲ってやつか。
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作者名:秋風 | 作成日時:2018年9月20日 14時