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恋愛の始め方 ページ29
さや香と別れてから数日が経った。
Aと”幼なじみ”という関係から進むための準備は整ったはずなのに、
なんかいざとなったら恥ずかしさのが勝って、なかなか行動に移せないでいる。
キスまでよくできたなと思うくらいに、何だかAを見るだけで緊張してしまう。
優太「よっす!」
「(ハァ....)」
優太「何だよ、溜息なんかついて?」
「ついてねーよ。」
優太「は?ついてんじゃん。笑」
「...お前には関係ない!」
優太「あぁ、そう。つかさ、もうすぐ遊園地じゃん!」
「....あぁ、社会見学のことか。」
優太「そうそう!!あぁー楽しみだな〜!!」
「お前、ガキかよ?遊園地ごときではしゃいじゃって。」
優太「おいおい、ガキってなんだよ。つか、高校生で遊園地ってどっちかというと青春じゃね?」
「青春?」
優太「俺の夢はー、お化け屋敷に好きな子と入って、”キャーこわい”なんて言われて
抱きつかれたりー、観覧車のてっぺんで”好きです!”なんて告白したりさー!!!」
(何だコイツ。笑)
優太のド鉄板のネタに笑ってしまったけど、
ふとAは遊園地好きなのか気になった。
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作者名:秋風 | 作成日時:2018年9月15日 7時