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どっち? ページ17
結局、
心はモヤついたまま。
気づくと昼休みになっていた。
いつものように屋上に行ってさや香と弁当を食べる。
相変わらず、心ここにあらず状態の俺。
「ねぇ、風磨?」
風「うん、美味しいよ。」
「.....」
風「えっ、あ、ごめん。」
「私のこと、嫌い?」
そんなことを彼女に聞かせてしまう俺って...最低だな。
風「何いってんだよ。」
「嫌いか聞いてるの。答えて!」
風「好きだよ。」
「じゃあキスして。」
風「ここ、学校っ、」
言い終わる前に、さや香に唇を塞がれた。
さや香とのキスは、
すでに知ってる感触と、慣れた感覚。
昨日のAとのキスとは全く違い、
さや香とのキスは安心する。
「風磨が...欲しい。」
お互いのキスがどんどん深くなるにつれ、感情も高ぶる。
結局、お互い抑えきれず、
人目につかないところで、最後までシた。
(昨日の俺は、きっと一瞬の欲望に勝てなかっただけなんだな。)
それ以上でも、それ以下でもない。
な、そうだよな。
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作者名:秋風 | 作成日時:2018年9月15日 7時