abnb ページ28
side:ab
nb「ねえ、」
ab「ん？なに？」
なにやらもじもじしている恋人基、翔太
nb「あ、あのさ！」
ab「ふふ、うん、なに？」
nb「今度の、音楽番組の後って、空いてる？」
ab「あー、その日か…その日はちょっと、」
そう言うとしょげるのが可愛い
垂れ下がる耳としっぽが見えるわ…
ab「あー、…あ、空いてるわ」
nb「え？ガチ？」
突然に輝く瞳
振られるしっぽ
立ち上がる耳
ab「あは、ガチガチ」
一見淡々としてそうなのに感情が表に出まくるのが可愛い。
年上なのにね。かわいいんだよなー。
nb「じゃあさ、飯いこーぜ！
何食べたいか考えといて！じゃ！」
用が済んで、結果に満足した翔太は鼻歌を歌いながら去っていく
何だか寂しくなって、もう少し可愛いところが見たくて、後ろから翔太を捕まえる。
突然のことに驚く翔太のお腹に腕を回して耳元に口を寄せる。
ab「考えるも何も、俺はいつでも翔太を食べたいよ」
nb「〜っ！！」
耳まで真っ赤に染めて震える翔太を見て満足した俺は元の場所に向かう。
nb「はぁ？！なにそれ、古い！クサぁー！」
照れ隠しの叫び声も可愛くて
ab「これだから虐めたくなるんだよな」
なんて独り言を呟いたら、それ聞いた末っ子に冷めた目で見られた。
ru「…良い誕生日になりそーですね」
ab「あはは、うん、ありがと。」
こどもっぽいけど年上な彼の年齢に近づく日。照みたいに同い年になる事は出来ないけど、そのもどかしささえ愛おしいんだって。
彼に伝えたら何て言うだろうか
そんな事を考えながらニヤけた口元を隠した。
fin.
遅刻！そして短い！けど！お祝いはしたかった笑
abさん、おめでとうございます！
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作者名：じゃが | 作成日時：2019年9月11日 18時
