お嬢の狂犬

徐々に ページ37

A「じゃあめめ、渡辺になんもされなかった？」

目黒「されてないですよ」

A「よかった、あんなに肩揺らして歩いてたからさ」

渡辺「ちょっと！そんな揺らしてませんって！」


いやいや後ろ姿見たら結構オラついてたよ？


佐久間「あれはオラオラしてた！」

深澤「イキってたね」

岩本「翔太恥ずかしいぞ」

阿部「見たかったなぁ」


そういえば阿部ちゃんだけいなかったんだっけ。

スマホかなんかで撮ってきゃよかったね、傑作だったよ。


宮舘「翔太は中学の時とか凄かったよ」

渡辺「、ねぇやめて！！」


出ました幼馴染みのエピソード。

宮舘から聞く渡辺の昔のエピソード結構好きなんだよね。


目黒「………」


あ、やばい、めめをおいてけぼりにしちゃった。


A「ごめんね、あの2人幼馴染みで…」

目黒「あ、いえ、楽しいなって思ってたんで」


え、そうなの？顔はめちゃめちゃに真顔だったけど。

もしかして感情表現苦手？だから笑顔がないのかな。


A「めめ、口角上げてみ？」

目黒「こう、ですか？」


上がってはいるけど…なんか、違和感。

笑うことが得意じゃないんだな…綺麗な顔なのに、もったいない。


A「うちに来たからには表情筋鍛えられるよ」

A「いつの間にかお腹抱えて笑ってるから、覚悟してなね？」


阿部ちゃんのときみたいにめめにも前より笑顔が増えて欲しいな。


目黒「…はい。ありがとうございます、お嬢」

A「そう！その調子！」


今の笑顔はなかなか上手だったな…


話してみてわかった、絶対仲良くなれるしみんなとも打ち解けられる。

早い事素を出してくれるといいな…

笑顔→←あだ名

ラッキーカラー

あずきいろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す