34話 ページ37
ウソの災害や事故ルーム、通称USJに到着した私達。
そこにはスペースヒーロー・13号が待っていた。
本来はオールマイトも含めた3人で授業を行う予定だったのだが、本人は通勤時に制限ギリギリまで活動したためお休み中。
｢えー始める前にお小言を1つ2つ...3つ...｣
指折り数えていく13号先生。
それはもはやお小言では無いのでは？？
｢皆さんご存知だと思いますが、僕の個性は【ブラックホール】、どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます。
しかし簡単に人を殺せる個性です。皆の中にもそういう個性がいるでしょう。
一歩間違えれば容易に人を殺せる【いきすぎた個性】を個々が持っていることを忘れないで下さい｣
それはもちろん私も例外ではない。
私のは元々個性というよりは魔法だけど.......サタンソウルは他者どころか自我もこわれる可能性のある能力。
悪魔に自分の体を乗っ取られたらおしまいだ。
｢しかし、君たちの力は人を傷つける為にあるのではない、救けるためにあるのだと心得て帰って下さいな｣
13号先生の言葉をしっかりと胸に刻む。
そうさ、確かにサタンソウルは怖いとこもあるけど、このパワーを完全に使いこなせば敵を倒して他者を守ることが出来る立派な“個性”だ。
よぉし、頑張るぞ！
｢そんじゃあまずは.......｣
相澤先生がそう言いかけた時、ふとある一点が妙な動きを見せた。
.......あ、もしかしてこれ、
｢一かたまりになって動くな！13号！！生徒を守れ！！｣
黒いモヤからぞろぞろとはい出てくる人達。
敵連合だ.......！
いざ目の前にするとその禍々しいオーラに足がすくみそうになる。
彼らは手段は選ばないし簡単に人を殺せる、そういうのがたくさん集まった軍団だ。
私はどこまで立ち向かえるのか.......覚悟を決めなきゃ！！
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塩素 - もりさんさん» ありがとうございます！楽しんで頂けているようで何よりです。もうそろそろ続編へと移行しますが、これからもこの小説にお付き合い頂けると幸いです。更新頑張ります！ (2020年2月9日 10時) (
レス) id: 1709bd6570 (このIDを非表示/違反報告)
もりさん - すごくこういう物語好きです！面白くてはまりました！更新これからも頑張ってください、待ってます〜 (2020年2月8日 22時) (レス) id: 85d63b0d59 (このIDを非表示/違反報告)
塩素(プロフ) - 茶々丸さん» 嬉しいコメントありがとうございます！まだ始まったばかりですが、お付き合い下さると幸いです。更新頑張ります！ (2020年2月3日 18時) (レス) id: 1709bd6570 (このIDを非表示/違反報告)
茶々丸 - え、好き。（唐突）え、フェアリーテイルも、ヒロアカも好きなんですけど！我得すぎる！嬉しっ！更新頑張ってくださいね！ (2020年2月3日 15時) (レス) id: 2e90f12dc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩素 | 作成日時：2020年2月3日 10時
