14話 ページ17
｢ハンカチとティッシュと.......あとこれ、お小遣いね。何かあったら使いなさい｣
『お母さんありがとう。制服どうかな、変なとこない？』
｢大丈夫、似合ってるわ！｣
春です。そう、待ちに待った高校生活の始まりです！
お母さんに行ってきます！と元気よく挨拶して玄関から駆け出す私、AA。
いよいよ私も今日から雄英生です！嬉しいね！
駅に着いて電車に乗って、学校の最寄り駅から歩いて向かう。
そして表記されていた通り【1-A】の教室を探す。
『ドアでかっ』
バリアフリーなのは分かるけどドアというより門みたい。
この先にお茶子ちゃん達が.......！ドキドキするぅ.......！！
『し、失礼しま〜す.......』
｢あ！Aちゃん！｣
私を最初に迎えてくれたのはお茶子ちゃん。
おぉ天使よ！今日も笑顔が眩しい！
｢Aちゃんも同じクラスだったんだね〜！嬉しいなぁ｣
『ホントにね！良かったぁ、お茶子ちゃんがいて』
手を取り合ってきゃっきゃとしているとデクくんを見つけた。
『あ、あの子.......』
｢そう！良かったよねぇ、プレゼントマイクの言ってた通り受かったんだね！｣
本当に良かった良かった、お姉さん涙が出ちゃう。
ここで原作ブレイクとかになんなくて良かった。
すると私達の側へ眼鏡をかけた以下にも真面目そうな子が寄ってきた。
間違いない、飯田くんだ！
｢君は確か同じ試験会場にいた.......君の活躍は凄まじかったから覚えているよ。俺は私立聡明中学の飯田天哉という、よろしく｣
『AAです。よろしく、飯田くん』
飯田くんから差し出された手をとり握手を交わす。
漫画読んでた時も思ってたけど、飯田くんやっぱり体つきがっしりしてて逞しいなぁ.......握手ひとつでも分かる。
飯田くんの手を離した頃、なんだか背中にビシビシ殺気を感じる.......もしかしなくても彼ですかね.......？
｢おい、そこの銀髪｣
『ﾋｭｯｯｯｯ』
かっちゃんじゃあん.......！オーラが怖くて直視出来ないぃ.......！
なんですか、私が君に一体何をしたっていうんですか。
かっちゃんは近づいてきて私の肩を掴んだと思うと今度は私の顔をまじまじと見た。
目が怖い、怖いよかっちゃん。
｢てめぇには負けねぇ｣
私をひと睨みして肩から手を離すと、かっちゃんは自分の席へと戻っていった。
『お、お茶子ちゃあん.......あの人怖いよぉ.......』
｢だ、大丈夫！私がAちゃん守るから！｣
お茶子ちゃんに抱き着くとお茶子ちゃんがよしよしと抱き締め返してくれた。
やっぱりお茶子ちゃんは天使だ。
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塩素 - もりさんさん» ありがとうございます！楽しんで頂けているようで何よりです。もうそろそろ続編へと移行しますが、これからもこの小説にお付き合い頂けると幸いです。更新頑張ります！ (2020年2月9日 10時) (
レス) id: 1709bd6570 (このIDを非表示/違反報告)
もりさん - すごくこういう物語好きです！面白くてはまりました！更新これからも頑張ってください、待ってます〜 (2020年2月8日 22時) (レス) id: 85d63b0d59 (このIDを非表示/違反報告)
塩素(プロフ) - 茶々丸さん» 嬉しいコメントありがとうございます！まだ始まったばかりですが、お付き合い下さると幸いです。更新頑張ります！ (2020年2月3日 18時) (レス) id: 1709bd6570 (このIDを非表示/違反報告)
茶々丸 - え、好き。（唐突）え、フェアリーテイルも、ヒロアカも好きなんですけど！我得すぎる！嬉しっ！更新頑張ってくださいね！ (2020年2月3日 15時) (レス) id: 2e90f12dc2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩素 | 作成日時：2020年2月3日 10時
