35話 ページ8
流星side
一週間後、いよいよ望の院内学級の日がやってきた
流星「大丈夫！望なら出来る！思い切って話しかけてみ？」
望「うん…」
大毅「小瀧、ええか？困ったら取り敢えず笑顔や！ほんだらなんとかなる!!」
望「わ、分かった…」
流星「よし、行ってこい！」
俺が教室の前で送り出すと、心底不安そうな顔をしながら背を向けてドアを開ける
先生が来る前の教室は、授業の後と同じように騒がしい
ドアから覗く俺達に気を使ってか、望はこの間よりも少しドアに近い席に座った
女子生徒1「え、待って！このプリント先週先生がやって来いって言うてたやつ！」
男子生徒1「うわーおつ〜(笑)」
女子生徒１「ちょこの単元ほんま意味不明なんやけど!!」
女子生徒２「あ〜分かる、私もそこ全く分からん」
望の隣の席の女の子が白紙のプリントを持って友達と話してる
女子生徒１「無理〜１問目から意味不〜(笑)」
今や！いけ！
望「…あ、あのっ」
いった！
女子生徒２「ん？」
望「えっと、その問題…」
そう、頑張れ！
女子生徒１「え、もしかして分かるん？」
望「(コクッ)」
女子生徒１「マジで!?助かる〜」
望「これ、yはxの二次関数だから…xを〜」
女子生徒「ほんまや！凄い!!」
望「問４まではこれで解ける…と思う」
女子生徒「えーと、xを…解けた！」
望「…うん、正解(ニコッ)」
大毅「あいつ…落としにかかってるんか!?あのタイミングの笑顔はイケメンが過ぎるやろ!!」
望、この前から毎日練習してたからな…俺に鏡借りて
まぁ、落とすためでは無いと思うけど(笑)
女子生徒１「これは？」
望「えっと、これは代入してみた方が早いかも…好きな数字は？」
女子生徒１「じゃあ…２！」
望「ならxを２と仮定して…」
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作者です！
本当に本当にお久しぶりです(笑)
しばらく放置しててほぼ更新停止状態だったんてすけど、春休み入ったので復活いたしました！
毎日更新は難しいですが、出来れば春休み中に完結させたいと思っておりますので、
こんな作者ではございますが、どうか完結までお付き合い頂けると嬉しいです
以上、作者でした！
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作者名：Yuna | 作成日時：2023年12月28日 16時
