黎明Ⅱ (ページ3)

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32話ページ3

流星side

―ガラガラ―

望「お帰り…どうも」

久々にこんな警戒心MAXの望見たな

流星「３人は、俺の高校時代の友達」

望「小瀧望、高１です…」

神山「望、のぞ…んじゃ、のんちゃんやな！」

望「のんちゃん…？」

照史「ええやん！俺は桐山照史、しげと同級、よろしくのんちゃん！」

やっぱり初対面の人には緊張するんか、あまり目を合わさずに会釈する望

淳太「えっと、中間淳太です、こん中やったら一番上…なんかな？しげ達の一個上やから、でもまぁタメでいこうや！」

智洋「俺は神山智洋、神ちゃんって呼んで！流星と同い年やな！」

望「よろしく…」

俺達がしてる会話も、初めは聞いてるだけやったけど、慣れて来たんか時々入ってきてくれるようになった

照史「のんちゃんは、いつからここに？あ、言いたく無いなら全然いいんやけどさ」

望「中１、やから三年前…かな」

淳太「へ～長いなぁ」

望「小学校まではちゃんと学校行ってたから、少ないけど友達…もおったんやけどな
きっともう、俺の事なんて忘れてるんやろうな」

望の、過去…

ほんの少しやけど、初めて聞いたかもしれんな

望と出会って２ヶ月、俺は望の為になれてるんかな…？

なんて、俺に分かる事や無いけどさ(笑)

どう頑張ったって、俺は

あと２ヶ月、なんやから