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37.第〃〃話「地獄」 ページ37

ルミナスのおかげで、俺たちは永遠に感じた地獄から解放された。
あれはどうやら、対象に先程のような幻覚を見せる覇気?技?のようだ。耐性が無ければ無いほど、効果は絶大だろう…。なんと恐ろしい………
俺の部下や他の者達は、Aからまあまあ距離があったため無事なようだ。しかし、聖騎士(ホーリーナイト)達は膝から崩れ落ち、苦しそうにしている…。ヒナタはまだ軽症な方だろう。あ、勿論俺もかなり辛いけどね?正直立っていられるのもぎりぎり………


A「ごめんなさい皆さん…。かなり手加減したのだけど、聖騎士(ホーリーナイト)とはいえまさかここまでとは………」


聖騎士(ホーリーナイト)達を煽ってる…、無意識なんだろうけど


リムル「いやいや、Aが強すぎるだけだろ………」


聖騎士(ホーリーナイト)達も立ち上がりながら頷き、肯定している。


ヒナタ「リムル、一つ聞いてもいいかしら。勿論拒否権は無いわよ」

リムル「………な、なんだ?」

ヒナタ「彼女は貴方側(テンペスト)についているの?それによっては、此方側(ルベリオス)としての付き合い方も考慮せざるを得ないのだけど」

リムル「それは………」
A「違うわよ?私は“常に中立の立場にいる”って、誰かさん(・・・・)と約束しているもの」

ヒナタ「そ、そう…。少し安心したわ」

リムル「………ま、まあまあ。説明とか、話し合いは一先ず後だ。
とりあえずウチの町に来てもらって、まずは和解の宴と洒落込もうじゃないか。」

ヒナタ「え…?」

ルミナス「ほう、宴か」


うわ、ルミナス………


リムル「ええと、ヴェルドラのことはもういいのか?」

ルミナス「無論許さん
許さんが、しかし今日来た目的は配下の尻拭いじゃ。貴様の顔を立てて、そのトカゲの制裁は後日にするとしよう」


とにかく、これでやっと誰かの思惑に踊らされず、互いの言葉で話し合えるわけだ


リムル「じゃ、行くか!」

38.第26話「歓迎」→←36.第25話「地獄」



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作者名:  | 作成日時:2023年5月13日 19時

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